メダカが痩せる原因と回復させる方法|隔離・餌の回数・塩浴
メダカが前より細くなった気がする、お腹がへこんで見える、ということはないでしょうか。
ほかの子は元気なのに、一匹だけ痩せていくと心配になりますよね。
正直に言うと、メダカの痩せ細りは、私も困ることがある悩みです。
この記事では、YouTubeのコメントでいただいた質問への私の回答と、私の飼育場でやっていることをもとに、メダカが痩せるときの原因と対処をまとめます。
それでは見ていきましょう。
- 痩せている子は、別の容器に移して、自分のペースで食べられるようにするのが最初の一手です
- 餌は1回の量を増やすより、回数を増やすほうが痩せにくくなります
- 水温を高めにして、塩浴を一緒にすると回復しやすいです
- ただし、手を尽くしても良くならない子もいます
先に結論をお伝えします。まず隔離、それから餌の回数
痩せている子を見つけたら、まず別の容器に移してあげてください。
痩せている子は、元気な子と一緒だと餌の取り合いに負けて、ますます痩せていきます。
そのうえで、餌は1回の量を増やすのではなく、与える回数を増やします。
水温を高めにして、塩浴も一緒にしてあげると回復しやすいです。
塩浴には、メダカ用の天然塩がおすすめです。
メダカが痩せる主な原因
私の飼育場での経験と、コメントでいただいた相談から、痩せる原因として多いものをまとめました。
| 原因 | よくある場面 | まずやること |
|---|---|---|
| 餌の取り合いに負けている | たくさんの数を一緒に飼っている | 別の容器に移す |
| 食べられる量が足りない | 室内で、水の中の微生物が少ない | 餌の回数を増やす |
| 冬に体力を使いすぎた | 冬越しの明け・寒い時期のエアレーション | 水温を上げて隔離・塩浴 |
| 水の状態が悪い | 水換えをしばらくしていない | 早めに部分換水 |
餌の取り合いに負けている
同じ容器に何匹もいると、元気な子が先に餌を食べてしまいます。
痩せている子はそもそも取り合いに負けやすいので、そのまま一緒にしておくと、どんどん痩せていきます。
室内飼育で、食べられるものが少ない
庭で飼っていた去年に比べて、室内で飼い始めたら痩せる子が多い、という相談をいただいたことがあります。
屋外の容器には、メダカの餌になる小さな生き物が水の中にいます。
室内だとそれが少ないことは、理由の一つになると思います。
この場合は、1回に与える量を増やすのではなく、餌を与える回数を増やしてあげると痩せにくくなります。
冬に体力を使いすぎた
冬の間に体力を使い果たして、春先に痩せてしまう子もいます。
寒い時期のエアレーションにも気をつけてください。
寒い時期はメダカの食いつきが悪くなるのに、エアレーションの水流で泳ぐ量は増えるので、痩せやすくなります。
私は、冬はエアレーションをしないほうが良いと考えています。
水の状態が悪い
水の状態が悪いまま放っておくと、メダカが痩せてきたり、病気になったりしやすくなります。
メダカの様子が悪くなる前に、先に水が悪くなることが多いので、しばらく水換えをしていないなら、早めに部分換水をしてあげてください。
痩せたメダカを回復させるためにやること
別の容器に移して、自分のペースで食べさせる
痩せている子を見つけたら、別の容器に移して、自分のペースで餌を食べられるようにしてあげてください。
ほかの子に負けずに食べられるだけで、様子が変わることがあります。
水温を高めにして、塩浴をする
隔離した容器は、なるべく水温を高めにしてあげます。
あわせて、0.3〜0.5%の薄い塩水で塩浴をしてあげると、回復しやすいです。
塩浴に使う塩は、ミネラル分が含まれたメダカ用の天然塩がおすすめです。
餌は回数を増やし、食べやすい形にする
餌は、1回の量を増やすより、回数を増やしてあげてください。
食いつきが弱い子には、餌をすりつぶしてパウダー状にして与えると、消化の負担が減ります。
水温が低い時期や、調子がよくないときに与えやすい餌としては、キョーリンのハイパー良消化があります。
人工の餌をあまり食べない子には、ミジンコなどの生きた餌を与えるのもおすすめです。
動くものを追いかけて食べてくれることがあります。
日当たりの良い場所に移す
屋外で飼っているなら、日当たりの良い場所に移すと良くなる子もいます。
手を尽くしても良くならないこともある
日当たりの良い場所に移す、塩浴をする、餌をたくさん与える。
これで良くなる子もいれば、そのまま死んでしまう子もいます。
私の飼育場でも、痩せ細りはすべての子を助けられるわけではありません。
だからこそ、痩せ始めに早く気づいて、隔離してあげることが大事だと考えています。
上から見たときに、お腹まわりに肉付きがあるかどうかを、ふだんから見ておくと気づきやすいです。
メダカが痩せるときのよくある質問
年をとったメダカには、どんな餌がいいですか?
私は、年齢によって餌を変えることはしていません。消化しやすいように、いつもの粒の餌をすりつぶして与えるのが良いと思います。
痩せたまま冬越しさせても大丈夫ですか?
痩せていたり、病気の様子がある子は、屋外で冬越しさせないほうが安全です。冬眠の間は餌を食べないので、冬の前に蓄えた栄養で乗り切ることになります。
冬のエアレーションは止めたほうがいいですか?
私は、冬はエアレーションをしないほうが良いと考えています。食いつきが悪いのに、水流で泳ぐ量が増えてしまい、痩せやすくなるからです。
まとめ|痩せたら、まず隔離して餌の回数を増やす
メダカが痩せるのは、餌の取り合いに負けている、食べられる量が足りない、冬に体力を使いすぎた、水の状態が悪い、といったことが多いです。
痩せている子を見つけたら、まず別の容器に移して、自分のペースで食べられるようにしてあげてください。
餌は回数を増やし、水温を高めにして、塩浴を一緒にすると回復しやすいです。
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