メダカは共食いします!共食いをする理由と防ぐ方法とは?

メダカは共食いするのかな?って気になったことはありませんか?
もしくは、水槽の中に稚魚がいたはずなのに、いつの間にか姿形なく消えていた…
こんな経験はありませんか?
もしかすると、その原因はメダカの共食いかも知れません。
今回は、メダカの共食いに関する情報をお伝えしていきます。
これを知れば、メダカの稚魚の生存確率が大幅にアップしますので、ぜひ最後までご覧ください^^
この記事は動画でもご覧いただけます▼
メダカは共食いするの?共食いする理由は?
結論:残念ながら、メダカは共食いします。
共食いをする理由は、水槽の中に餌が無かったから、お腹が空いていたからなどが思いつきそうですが…
メダカが共食いをする一番の原因は「食べる方のメダカの口の大きさよりも、食べられるメダカの体が小さいから」です!
つまり、よくある共食いのパターンはこの2つです▼
共食いのよくあるパターン①親メダカが卵や稚魚を食べる
人間の世界では考えられないことですが、メダカは自分が産んだ卵や、産まれたばかりの稚魚を食べてしまうことがあります。
というよりも、餌かどうか関係なく「なんでも口に入れてしまう」という習性?があります。
たとえそれが自分の糞でも、一度口に入れて吐き出すという光景はよく見ます。
なので、自分が産んだ卵であっても食べてしまうことがありますし、産まれたばかりの稚魚であっても、口に入るサイズであれば食べてしまいます。
共食いのよくあるパターン②大きな稚魚が小さな稚魚を食べる
先ほど、親メダカが卵や稚魚を食べてしまうとお伝えしましたが、稚魚同士であっても共食いが起こる可能性があります。
その原因もやはり、食べるメダカと食べられるメダカの大きさが違うことが原因です。
なので次からは、メダカの共食いを防ぐ方法をお伝えしていきます^^
メダカの共食いを防ぐ方法とは?
先ほど、メダカの共食いの原因は、大きさが違うことだとお伝えしました。
なので、メダカの共食いを防ぐためには、大きさの違うメダカ同士や卵を隔離することが一番の解決策になります。
親メダカと卵を隔離する
親メダカが産卵をして、水草や産卵床などに産み付けたら、その卵を別の容器に移しましょう。
同じ容器の中に、親メダカと卵を入れたままにしてしまうと、高い確率で食べられてしまいます…
運よく孵化することが出来ても、孵化した後に食べられてしまうので、隔離してあげて別の容器で育ててあげる方が良いです。
稚魚を大きさ別に隔離する
同じ稚魚と呼ばれるサイズでも、その大きさによっては共食いの対象になってしまう可能性があります。
なので、同じ稚魚でも大きさ別に隔離することをオススメします。
同じくらいの大きさの稚魚のみを同じ容器で飼育しましょうということです^^
とはいえ、
と思う方もいるかと思います。
そんな方には、この「わけぷか」という商品が便利です^^
この商品を使えば、新しく容器を用意する必要なく、同じ容器内でメダカの大きさ別に飼育をすることが出来ます。
しばらく育てて、体の大きさが同じくらいになったら、一緒に泳がせてあげれば大丈夫です^^
隠れられる場所を作る
隔離をすることが一番の解決策になるとお伝えしましたが、隠れられる場所を作るというのも1つの手です。
隠れられる場所を作るというのは、水草を入れてあげたり、流木や石などのオブジェを入れてあげるということです。
これがあるかないかで、稚魚の生存率は大きく変わります。
ぜひメダカの稚魚が隠れられる場所を作ってあげてくださいね^^
【よくある質問】メダカの共食いについてQ&A

メダカは雑食の生き物です。
つまり、人工餌やミジンコなどの生き餌や、自分の糞まで基本的になんでも口にします。
自然界のメダカは、藻類やボウフラ(蚊の幼虫)などを食べて生きています。
メダカの共食いを防ぐためには、稚魚の大きさに差が出てきたなと感じるタイミングで移すのが良いです。
一番体が大きな稚魚の口の大きさが、小さな稚魚が入ってしまうくらいの大きさだったら要注意です。