メダカの飼い方
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メダカ飼育で避けたい失敗10選:初心者必見の注意点

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今回のテーマは「メダカ飼育でよくある失敗10選」です。

実は先日InstagramのストーリーとYouTubeのコミュニティというところから

あなたが思う「メダカ飼育の失敗あるある」は何ですか?

という質問をさせていただきました。

1日で合計150名以上の方に回答していただき、メダカ飼育のよくある失敗TOP3が分かりましたので、皆さんにも共有させていただきます。

アンケートとして設定可能な選択肢の数が限られていたので、よくある失敗TOP3の他にも僕自身や周りでよく聞くメダカ飼育あるあるを7つ、合計10個まとめてご紹介していきます。

これからメダカ飼育を始める方にとっては、ぜひ注意していただき、

現在メダカを飼育している方にとっては、

わかる…

それ、あるあるだよね…

と共感できること間違い無しだと思います。

メダカ飼育失敗あるあるTOP3については、最後の方でランキング順に発表していきます。

予想をしながら、ぜひ最後までご覧ください。

それではみていきましょう!

メダカ飼育でよくある失敗10選

水合わせをしていない

メダカ飼育よくある失敗1つ目は、水合わせをしていないことです。

新しくメダカをお迎えした時や、全ての水を換える(全換水)をした時などには、水合わせをしてあげる必要があります。

どうして水合わせが必要なのかというと、メダカは急激な環境変化に弱い生き物だからです。

水合わせをせずに今の環境から別の環境へ移すことで、急激な環境変化が起こってしまうと、メダカにとってはとても大きなショックになってしまい、最悪の場合死んでしまうこともあります。

人間の生活に例えると、冬場にお風呂場から脱衣所に出た時の温度差で起こるヒートショックのようなイメージです。

水温や水質を徐々に慣らしてあげる”水合わせ”をすることで、こういった失敗を減らすことが出来ます。

水合わせのやり方が分からない…

という方はぜひ「初めてのメダカ飼育!メダカ飼育の始め方の完全ガイド」という記事をご覧ください。

水合わせの方法の他にも、この動画さえ見ればメダカ飼育を始められるように詳しく解説しています。

光に全く当てていない

メダカ飼育よくある失敗2つ目は、光に全く当てていないことです。

メダカは太陽の魚と言われることもあるくらい、メダカと光には密接な関わりがあります。

メダカが産卵する条件の一つに、ある程度の日照時間が必要ということもあり、メダカは光を感じて1日の生活リズムを調整しています。

本当であれば太陽光(日光)がメダカにとって一番良い光ですが、室内飼育などの日光が当たらない環境では、白熱灯やLEDライトなどでも代用が可能です。

流石に怖くて真っ暗闇の中でメダカを育てたことはありませんが、同じ野外の敷地内でも日光の当たり具合によってメダカの活性が変わるというのは実感しているので、

やっぱりメダカにとって”光”というのは重要なんだなと感じています。

僕自身は室内であれば、こちらの植物育成ライトを使っています。

一年中通して産卵も問題なくしてくれているので、今のところはこれで十分かなと思っています。

親メダカと卵を同じ容器内に入れてしまう

メダカ飼育よくある失敗3つ目は、親メダカと卵を同じ容器内に入れてしまうことです。

メダカを飼い始めたばかりの方は驚かれるかもしれませんが、実はメダカって自分が産んだ卵を食べちゃうんですよ…

なので、卵を隔離せずに親メダカと同じ容器内に入れておくと、卵が親メダカに食べられてしまいます。

もし運よく孵化できたとしても、産まれたばかりのメダカの赤ちゃんは小さいので、これまた親メダカに食べられてしまいます。

残酷に思える話ですが、メダカは口に入るものだったら何でも食べてしまうので、もし1匹でも多くメダカを増やしたい・育てたいと思っているなら、

メダカの卵を見つけ次第、すぐに取り除いてあげることをオススメします。

メダカの卵の育て方が分からないよ…

という方はぜひ、メダカの卵を見つけたら知っておきたい!卵の成長過程と孵化までの管理方法まとめという記事も公開しているので、こちらも合わせてご覧ください。

1つの容器で大量に飼育してしまう

メダカ飼育よくある失敗4つ目は、1つの容器で大量に飼育してしまうことです。

いわゆる過密飼育です。

ゆっくり成長をさせる方が表現が良くなる品種もいたりするので、一概に過密飼育が悪いというわけではありませんが、

過密飼育はメダカ同士のストレスの基になりますし、成長速度も遅くなりますので、多くの場合1つの容器で大量に飼育をしても良いことは少ないです…

メダカも人間と同じように、ストレスを感じると病気になりやすくなったり、餌食いが悪くなったりするので、

出来れば1匹につき2リットル以上の余裕を持った水量でのびのびと飼育をしてあげることをオススメします。

季節による水への影響を意識していない

メダカ飼育よくある失敗5つ目は、季節による水への影響を意識していないことです。

これはどういうことかと言うと、真夏の急激な水温上昇によって飼育水が熱湯になってしまう、真冬の氷点下の気温によって飼育水が全て凍ってしまうなどです。

当然ですが、40°C以上になってしまった水温ではメダカは生きていくことは出来ませんし、表面だけなら大丈夫ですが、飼育水が全て凍ってしまうとメダカは生きていくことが出来ません。

室内飼育であれば、このようなことをそこまで意識することはありませんが、野外飼育の場合は、

真夏であれば日陰を作って水温が上がり過ぎないようにしてあげる、真冬であればなるべく水深が深い容器で水が全て凍らないようにして冬越しをさせるなどの方法で上手に対処してあげてください。

卵が上手に孵化しない

メダカ飼育よくある失敗6つ目は、卵が上手に孵化しないことです。

春や夏などの気温が暖かい自然と水温が上がりやすい季節であれば、メダカの卵を放置していても孵化してくれることもあるので、卵の孵化に失敗したと感じることは少ないと思いますが、

秋や冬などの平均気温が10°Cを下回るような季節だと、人間が手を加えて水温を上げてあげないとメダカの卵は上手に孵化してくれません。

また、冬場は水カビの予防など特にメダカの卵をしっかりと管理してあげないと孵化率はぐーんと下がってしまいます。

メダカの卵について詳しく知りたい方はぜひ、メダカの卵を見つけたら知っておきたい!卵の成長過程と孵化までの管理方法まとめという記事も合わせてご覧ください。

天敵や悪天候にやられてしまう

メダカ飼育よくある失敗7つ目は、天敵や天候にやられてしまうことです。

室内飼育ですと、ヤゴや鳥、ハクビシンなどのメダカの天敵や豪雨などの悪天候を意識することはありませんが、野外飼育の場合は天敵と悪天候は注意する必要があります。

僕自身も特にヤゴにはホント頭を悩ませています…

鳥やハクビシンなどは容器に網などをすればある程度は対処出来そうな気がしますし、豪雨が来る時も事前に分かっていればある程度の対処は可能です。

ですがヤゴだけはどうにも対処しようがなくて毎年困ってます…

もし良い対処法を知っている方がいたら、ぜひコメントで教えて下さい。

メダカ飼育失敗ランキングTOP3

続いて、メダカ飼育でよくある失敗TOP3を紹介していきます。

InstagramとYouTubeのコミュニティからの視聴者さんアンケートの回答を合計して、パーセンテージが多かった順に紹介していきます。

針子が上手に育たない

メダカ飼育よくある失敗第3位は、針子が上手に育たないことです。

僕も数年間メダカを飼育してきた中で、一番難しいと感じているのが針子を上手に育てることです。

メダカの成魚を死なせないように飼育する、産卵の環境を整えて年間を通して採卵・孵化させることはある程度自信を持ってできるようになってきたつもりですが、

孵化した針子を全て成魚にすることは本当に難しいと思っています…

どんな生き物でも赤ちゃんの頃が一番生存率が低いと思うので、仕方のないことなのかもしれませんが、

針子の生存率アップのためには”水温が特に重要”ということくらいしか、誰にでも再現性が高い針子飼育の方法がまだ見つかっていないのが悔しいです。

今シーズンも色々と試していきながら、これ!といった方法をご紹介できるように頑張っていきたいと思っています。

エサを与えすぎてしまう

メダカ飼育よくある失敗第2位は、エサを与え過ぎてしまうことです。

このサイトでも口酸っぱくお伝えしているのが「エサの与えすぎには注意して下さい!」ということです。

メダカだって生き物なんだから

エサをあげないと死んじゃうんじゃないの??

と思うと思いますが、エサの与えすぎによってメダカが食べ切れなかったエサをそのまま放置してしまうと、やがて飼育水を汚してしまいます。

メダカは水中にいる微生物も食べているので、エサを与えすぎるよりも、むしろエサを与えすぎない方が良いくらいです。

詳しい仕組みの説明は今回は省きますが、残り餌によって汚れてしまった飼育水はメダカにとっては毒の水で泳いでいるようなものです。

当然毒の水で泳いでいるので、ある時を境にメダカが1匹、2匹とポツリポツリと死んでしまうんですよ…

早く大きく成長して欲しいという気持ちは本当によく分かりますが、その気持ちをグッと堪えて「1回の給餌につき3分以内で食べ切れる量」を目安にエサを与えるようにして下さい。

エサを与える回数は季節によっても異なりますが、春や夏などの暖かい時期であれば1日につき2回〜3回程度、秋や冬などの寒い時期であれば2日に1回程度でも十分です。

水換えを怠ってしまう

メダカ飼育よくある失敗第1位は、水換えを怠ってしまうことです。

実は今回回答して下さった方の中には、メダカ屋さんもいらっしゃったのですが「水換えを怠ってしまう」と回答して下さったメダカ屋さんも一定数いらっしゃいました。

それくらいメダカ飼育のよくある失敗みたいですね。

水換え…大変ですよね…

やらないといけないというのは頭では分かっているのに、

忙しくて時間がなくて出来ていない…きっと大丈夫だろうと面倒臭くてできていない…

そんな方も実は多いんじゃないかなと思います。

水換えというのはメダカ飼育で一番大変な作業だと個人的に思っています。

そして皮肉なことに、この一番大変で面倒臭い作業が一番大事だったりするんですよね。

正直に言うと、僕ができるだけメダカを死なさずに飼育ができるようになったのは「エサを与えすぎないようにしたから」と「少しの水換えを毎日の習慣にしたから」だと思っています。

面倒臭い気持ちは分かりますが、可愛いメダカたちのことを思って今シーズンも一緒に水換え頑張りましょう!

それでも、それでもどうしても水換え頻度を減らす方法が知りたいという方は、電気代がかかってしまいますが、水槽用のフィルターを付けることをオススメします。

もし使うとしたら、僕自身も実際に使っている水槽もあるのでこちらがオススメです。

NVボックスのような底が浅い容器にはこちらを使っています。

ぜひ参考にしてみて下さい。

いかがでしたでしょうか?

メダカは子供からお年寄りまで老若男女問わず楽しむことが出来る趣味です。

アクアセラピーやアニマルセラピーという言葉があるように、僕はメダカに出会ってから毎日のストレスが和らいで行くのを実感出来たり、毎朝起きるのが楽しみになったり。

夢だった本作りに関わってメダカファンブックの編集を担当したりと、大袈裟ではなく人生が180度変わりました。

そんな実体験から僕はメダカを一生の趣味にする人を増やしたい!という思いで”メダ活のススメ”というブログやYouTubeで発信をしているので、チャンネル登録をポチッとよろしくお願いします!

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最後に

それでは、最後にもう一度おさらいです。

今回ご紹介した「メダカ飼育でよくある失敗10選」はこちらの通り▼

メダカ飼育でよくある失敗10選
  • 水合わせをしていない
  • 光に全く当てていない
  • 親メダカと卵を同じ容器内に入れてしまう
  • 1つの容器で大量に飼育してしまう
  • 季節による水への影響を意識していない
  • 卵が上手に孵化しない
  • 天敵や悪天候にやられてしまう

メダカ飼育でよくある失敗TOP3

  • 針子が上手に育たない
  • エサを与えすぎてしまう
  • 水換えを怠ってしまう

これら10個のよくある失敗を事前に知って対処法を知っておくことで、今シーズンの失敗を減らすことができると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

というわけで僕の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきますので、

ぜひ!チャンネル登録とグッドボタンをよろしくお願いしますm(_ _)m

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これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました^^

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