メダカの飼育容器と匹数の目安|容器の種類と選び方も解説
今回は「よくある質問!容器一つで何匹のメダカが飼えますか?という疑問にお答えします」というテーマで話していきたいと思います。
お客さんから本当によくいただくご質問の一つが、「このくらいの容器の大きさなのですが、メダカは何匹飼えますか?」というものです。
そんなに聞かれるのなら多くの方に需要がありそうかな?ということで「今回は容器一つで何匹のメダカが飼えるのか?」という内容で色々と話していきたいと思います。
また今回で重要なことは「メダカを飼える」と一言で言っても
「成魚を死なせずに飼うことが出来る」/「稚魚から成魚まで育てることが出来る」
というのとでは”同じメダカを飼える”という状態でも意味合いが全く変わってきますので、
今回は”成魚を死なせずに飼うことが出来る”という基準でこの先はお伝えしていきます。
この記事を最後までご覧いただければ、ご自宅にある容器で何匹くらいのメダカが飼えそうかの基準が分かるようになると思います。
先に少しだけ結論をお伝えしてしまうと、基本は”容器内の水量1リットルにつき、大人のメダカ1匹まで”が目安と言われています。
ですが、これはあくまでも目安なので、実際にメダカを飼育する容器の形状や自分の飼育技術によって適切なメダカの匹数は変わってきます。
飼育容器に合った適切なメダカの匹数を知ることで、メダカを死なせてしまう確率をグッと減らすことができます。
記事の後半では”メダカの飼育容器の選び方”についてもお伝えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではみていきましょう!

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メダカの飼育容器に必要な2つの重要ポイント
先ほど、基本は”容器内の水量1リットルにつき、大人のメダカ1匹まで”が目安と言われています。
とお伝えしましたが、ここでの一番重要なポイントは、メダカ飼育に使う飼育容器が
- ある程度の口の広さ(幅と奥行)があること
- ある程度の深さ(高さ)があること
こちらの二つが満たせているかどうかということです。
例えば極端な話、2リットルの水が入るペットボトルでメダカを飼育するとしたら、

ペットボトルを縦に置いてそのままメダカを入れて飼育するよりは、ペットボトルの横の部分を切ってから横に寝かしてメダカを入れて飼育する方が、メダカが泳ぐことができる表面積を確保することができます。
正直、縦に置いたペットボトルですと、絶対に無理というわけではないですがメダカ1匹ですら飼育するのは難しいと思います。
こんな風にある程度の口の広さ(幅と奥行)も重要ですが、一つの容器でメダカを飼育できる数を増やすためには容器の深さ(高さ)も重要です。
水槽や容器にどのくらいの水が入るのかは、
(容器の)幅 × 奥行 × 高さ = 水量
で計算することができるので、ぜひご自宅にある容器の水量を測る目安にしてみて下さい。
実際には容器満パンに水を入れることはないと思いますので、×0.8くらいの水量を目安にして考えてみてください。
メダカは水面を泳ぐことが多い魚なので、容器の深さよりも口の広さの方が大事ですが、同じ口の大きさであれば、当然容器が深い(高い)方が水量をより確保することができます。
「具体的には、どのくらいの口の広さと深さがあれば良いの?」と思った方もいると思います。
正直具体的な数字をバチッとお伝えすることは難しいのですが、
後ほど紹介するオススメのメダカ飼育容器でもお伝えしていますが、メダカの飼育容器としては一般的な
これらの容器であれば、メダカが泳ぐのに必要な口の広さと深さは問題なく確保できると思います。
飼育レベル別|容器1つで飼えるメダカの匹数の目安
さて先ほど、メダカの飼育容器の重要ポイントとして、
- ある程度の口の広さ(幅と奥行)があること
- ある程度の深さ(高さ)があること
この2つが重要ですとお伝えしましたが、次は飼育技術で変わる適切な匹数の考え方についてお伝えしていきます。
メダカ飼育容器としてよく使われている10リットル前後の水が入るカインズのNVBOX13を例にしてお伝えすると、目安としてはこちらの通り▼
- メダカ飼育に慣れていない人…4匹まで (1匹につき約2ℓ〜3ℓ以上)
- メダカ飼育に慣れてきた人…10匹まで (1匹につき約1ℓ)
- メダカ飼育に自信がある人…10匹以上! (1匹につき約1ℓ以下)
こんな感じの基準を目安にしてみて下さい。
過去の記事でも何度かお伝えしているように、容器内の水量に対してメダカの匹数が少ない方がメダカを飼育する難易度は下がっていきます。
なので、まだメダカを飼育し始めたばかりであまり自信がないなという方は、メダカ1匹につき2リットル〜3リットル以上の水量の確保を目安にしていただいて、
ある程度メダカ飼育に慣れてきたかなという方は、メダカ1匹につき1リットル程度の水量を目安にしていただくといいんじゃないかなと思います。
メダカの飼育経験を積んできて自信が出てきたら、自分が飼育できる限界の匹数に挑戦してみるのもアリかもしれません。
ちなみに今回はNVBOX13を例にしてお伝えしましたが、真夏の暑い時期ですと水量によっては水温が上がり過ぎてしまってメダカが煮えてしまう可能性もあるので注意が必要です。
詳しくはぜひ夏にメダカが全滅しやすい恐ろしい理由と絶対にやるべきめだかの日光対策!という記事でお伝えしているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
メダカ飼育容器の種類と選び方【室内・野外別】
続いてメダカを飼育する容器の選び方についてお伝えしていきます。
メダカを飼育するためには飼育容器が必要ですが、1匹につき1リットル以上の水量が確保できる容器であれば、基本的にはどんな容器でもメダカを飼育することは可能です。
僕自身、小学生の頃は2リットルのペットボトルを加工してメダカを飼育していたこともあります。
一応ペットボトルでもメダカを飼育できるというのは、メダカの魅力の1つですが…
- メダカの魅力をより楽しむ
- メダカを健康的に育てる
ためには、メダカ飼育の目的とメダカ飼育に使えるスペースに合った飼育容器を選ぶことがとても大切です。
具体的にどういうことかというと…
- メインの飼育環境は?
室内飼育 or 野外飼育 - どうやってメダカを観賞するのか?
上から見る or 横から見る - メダカを飼育する目的は?
早く沢山増やしたい or 観賞を楽しみたい - どんな色や特徴のメダカを飼育する?
白色の容器 or 黒色の容器
これらそれぞれの回答によって、適切な飼育容器は変わってくるんです。
というわけで、それぞれの飼育環境に合わせたオススメの飼育容器と特徴を紹介していきます。
| 水槽 | NV BOX | トロ船・タライ | 睡蓮鉢 | |
| 室内飼育 | ○ | ○ | △ | × |
| 野外飼育 | △ | ○ | ○ | ○ |
| 上から見る | △ | ○ | ○ | ○ |
| 横から見る | ○ | × | × | × |
| 早く沢山増やす | △ | △ | ○ | × |
室内飼育でのオススメ容器
| 水槽 | NV BOX | |
| 室内飼育 | ○ | ○ |
| 上から見る | △ | ○ |
| 横から見る | ○ | × |
| 早く沢山増やす | △ | △ |
水槽のメリット・デメリット
- 横からメダカを観賞できる
- レイアウトをして楽しめる
- お部屋のインテリアとしても最適
- ガラス水槽の場合は割れると大変
- 重いので洗うのが大変
横見を楽しみたいならメダカ専用水槽がおすすめ
横からメダカをじっくり観賞したい方には、メダカ専用の横見水槽が人気です。
コンパクトで室内に置きやすく、美しいフォルムのメダカを存分に楽しめます。
NV BOXのメリット・デメリット
- 上からメダカを観賞できる
- 1つ300円前後とコスパが良い
- 意外に丈夫で水も10ℓ前後入る
- 横からメダカを観賞できない
- お部屋のインテリアとしては微妙
野外飼育でのオススメ容器
| NV BOX | トロ船・タライ | 睡蓮鉢 | |
| 野外飼育 | ○ | ○ | ○ |
| 上から見る | ○ | ○ | ○ |
| 横から見る | × | × | × |
| 早く沢山増やす | △ | ○ | × |
トロ船・タライのメリット・デメリット
- 上からメダカを観賞できる
- 大量の水で飼育できる
- 一つの容器で沢山の数を飼育できる
- 横からメダカを観賞できない
- 容器が大きいので置く場所が必要
大量飼育・繁殖向けならトロ船60Lがコスパ最強
大量のメダカを効率よく飼育・繁殖させたいならトロ船60Lが最適です。
水量が確保でき水温変化も緩やかで管理しやすく、ブリーダーにも広く愛用されています。
睡蓮鉢のメリット・デメリット
- 上からメダカを観賞できる
- レイアウトをして楽しめる
- 玄関前のインテリアとしても最適
- 陶器なので重くて洗うのが大変
- 沢山の数を飼育出来ない
睡蓮鉢でビオトープ飼育を楽しもう
睡蓮鉢はガーデニングと組み合わせたビオトープスタイルにぴったりです。
玄関前や庭に置くだけで和の雰囲気が高まり、メダカ飼育をインテリアとして楽しめます。
メダカの品種の特徴に応じて飼育容器の色を使い分ける
実はメダカって飼育している容器の色によって、メダカ自身の色が変わるって知っていましたか?
メダカは鳥やアライグマなどの天敵から身を隠すために、周囲の色に溶け込みやすくするように自分の色を変えるという能力を持っています。
正確にいうと色が変わるというよりは、黒っぽい色の容器で飼育をすると体の色が濃くなって、白っぽい容器で飼育をすると体の色が薄くなります。
このことを「背地反応(はいちはんのう)」と言います。


例えば人気の品種「三色メダカ」を例にしてみると、黒い容器で飼育をすると朱赤の体色と黒い斑がくっきり出てきて綺麗なのですが、白い容器で飼育をすると体色が薄くなって黒い斑が薄くなってしまいます。※写真は同じ個体
もちろん好みは人それぞれなので、体の色が薄い個体の方がキレイだと思う方もいるとは思いますが、
メダカにはこんな能力があるんだなということを知っておかないと、「なんだか買ってきた時は綺麗だと思ったのに、飼育していたら魅力が無くなったな…」といったことになってしまう可能性があります。
また、稚魚の時から育ててきた容器の色によって成魚になった時の表現が変わってしまう品種もいたりするので、品種やメダカが持つ特徴に合わせた容器を選んでいくことも大切です。
いかがでしたでしょうか?
今回はよくいただくご質問から「一つの容器でメダカは何匹飼えるのか?」ということについてお伝えしました。
基本は大人のメダカ1匹につき1リットルが目安と言われてはいますが、自分の飼育技術によって適切な匹数というのは変わってきます。
ぜひ飼育経験を積みながらご自身の環境や技術にあった自分だけのベストな匹数を探してみて下さい。
というわけで私の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきますので、これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました^^
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まとめ|飼育容器と匹数の目安を押さえてメダカを健康に育てよう
それでは、最後にもう一度おさらいです。
メダカの飼育容器を選ぶ際の重要ポイントはこちらの通り▼
- ある程度の口の広さ(幅と奥行)があること
- ある程度の深さ(高さ)があること
これらのような容器であれば、問題なく条件は満たせていると思います。
また飼育可能なメダカの匹数の目安は、10リットル前後の水が入るカインズのNVBOX13を例にしてお伝えするとこちらの通り▼
- メダカ飼育に慣れていない人…4匹まで (1匹につき約2ℓ〜3ℓ以上)
- メダカ飼育に慣れてきた人…10匹まで (1匹につき約1ℓ)
- メダカ飼育に自信がある人…10匹以上! (1匹につき約1ℓ以下)
こんな感じの基準を目安にしてみて下さい。
私の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきます。この記事がメダカの飼育容器選びの参考になれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました^^
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- 第1章:メダカを知り、お迎えする準備をしよう
(メダカの生態・雌雄の見分け方・室内飼育と屋外飼育) - 第2章:メダカを死なせない!毎日の正しいお世話
(水合わせ・餌やり・水換え頻度) - 第3章:日本の四季とメダカの暮らし
(春夏秋冬ごとの管理と注意点) - 第4章:命を繋ぐ!繁殖と針子・稚魚の育て方
(採卵・孵化・赤ちゃんメダカの生存率を上げるコツ) - 第5章:いざという時のメダカの病気と治療法
(主なメダカの病気の種類と対処法)















