メダカのろ材の比較|入れるだけで使える6製品
メダカの容器に入れる「ろ材」を買おうとして、石なのか砂なのか、何が違うのか分からず迷ったことはないでしょうか。
ろ材というのは、水の汚れを受け持ってくれる石や砂のことです。
この記事では、容器に入れるだけで使えるものを中心に、メーカーが公表している情報と、私の飼育場での使い方をもとに比べます。
それでは見ていきましょう。
- まず見るのは容器に入れるだけのものか、底に敷くものかです
- 入れるだけのものは、ネットや袋に入っていて、取り出して洗えます
- 私の飼育場では、10リットルの容器に1つを入れて、洗いながら使い回しています
- 今使っているのは、メダ活のススメ(私)が1つずつ手詰めして販売しているネット入りのろ材です
先に結論をお伝えします。気になっていることで3つに分かれます
商品だけ早く知りたい方のために、先に結論をお伝えします。
容器に入れるだけで済ませたいなら
いちばん手間が少ない使い方です。
ネットに入ったものを容器に沈めておくだけで、汚れたら取り出して洗えます。
私が自分の飼育容器で使っているのは、このネット入りのタイプです。
このろ材は、メダ活のススメ(私)が1つずつ手詰めして販売しているものです。
底に敷くところから始めたいなら
容器の底に敷く土や砂にも、水の汚れを受け持つはたらきがあります。
GEXのろ過する赤玉土は、崩れにくいように硬く焼いた土で、水槽の大きさごとに入れる量の目安をメーカーが公表しています。
水の色や濁りが気になっているなら
流木から出る色や、薬を使ったあとの色が残ることがあります。
キョーリンのブラックホールは活性炭のパックで、メーカーは流木の黄ばみやアクを吸着すると説明しています。
ろ材を選ぶときに見る順番
ここからは、もう少しきちんと選びたい方向けです。
| 見る順 | 見るところ | 確認のしかた |
|---|---|---|
| 1 | 入れるだけか、底に敷くか | ネットや袋に入っていれば入れるだけ、土や砂なら底に敷くもの |
| 2 | 何をねらった石か | アンモニアを吸わせたいのか、バクテリアのすみかを増やしたいのか、色や濁りを取りたいのか |
| 3 | どれだけ入れるか | 自分の容器の水の量に対する目安をメーカーが出しているか |
| 4 | 使う前に洗うか | 土や砂は洗うものと洗ってはいけないものがあります |
| 5 | 交換の目安 | メーカーが何ヶ月・何年と書いているか |
とくに1番目です。
入れるだけのものと底に敷くものでは、置き場所も片づけ方も変わるので、先に決めておくと迷いにくくなります。
- メダカのフンや食べ残しから出る、水の中の汚れのもとのことです
- ろ材には、これを石に吸わせるタイプと、分解してくれるバクテリアのすみかになるタイプがあります
- 両方を混ぜているものもあります
タオめだかで実際に使っているろ材
比較に入る前に、私の飼育場での使い方をお伝えしておきます。
使っているのは、アンモニアを吸着する性質を持つ石と、細かな穴が無数にあいた多孔質の石を混ぜて、ネットに詰めたものです。
いろいろなろ材を試してきて、最終的に落ち着いたのがこの配合でした。
入れている量は、10リットルの容器に1つです。
汚れてきたらネットごと取り出して、軽くすすいでそのまま戻しています。
洗いながら使い回して、半年ほどを目安に新しいものに替えています。
吸着する量には限りがあるので、これを入れれば水換えがいらなくなる、というものではありません。
この記事で紹介している自社商品は、メダ活のススメ(私)が販売しているものです。
6製品を比べます
| 製品 | 置き方 | 中身(メーカーの表記) | どれだけ入れるか | 交換の目安 |
|---|---|---|---|---|
| メダ活のススメ ろ材(私の商品) | 入れるだけ | アンモニアを吸着する石と多孔質の石の2種類 | 10リットルに1つ | 約半年 |
| 水作 高級メダカのろ材 小 | 入れるだけ | 3種の鉱石を混ぜ、硝化菌を配合 | 小型の容器と30〜40cm水槽用 | 公式サイトに記載なし |
| 水作 高級メダカのろ材 大 | 入れるだけ | 3種の鉱石を混ぜ、硝化菌を配合 | プラ舟と45〜60cm水槽用 | 公式サイトに記載なし |
| テトラ 水リサイクルブロック メダカ用 | 入れるだけ | 休眠したバクテリアを海藻由来の成分でゲル状にして封入 | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし |
| キョーリン ブラックホール ミニ | 入れるだけ | 活性炭(不織布のパック入り) | 10リットル用が3回分 | 約2ヶ月 |
| GEX ろ過する赤玉土 5L | 底に敷く | 鹿沼産の火山灰土を硬く焼いたもの+生きたバクテリア | 約10リットルの容器に0.5〜1リットル | 約1年 |
こうして並べると、入れる量の目安を細かく出しているメーカーと、そうでないメーカーに分かれます。
自分の容器に対していくつ入れればいいかが分かるものほど、買ってから迷いにくくなります。
それぞれの製品を見ていきます
メダ活のススメ ろ材|10リットルに1つ、洗って使い回せる
私が自分の飼育容器で使っているものを、そのまま商品にしました。
アンモニアを吸着する性質を持つ石と、細かな穴が無数にあいた多孔質の石を合計100g、ネットに詰めています。
ネットに入っているので、石が容器の底に散らばりません。
詰める前に石の粉を落としてありますが、使う前に軽く水ですすいでいただくと、より安心です。
汚れてきたら取り出して軽くすすぎ、そのまま戻せます。
交換の目安は約半年で、使用状況や飼育環境によって変わります。
水作 高級メダカのろ材|容器の大きさで小と大が分かれています
水作のメダカ用のろ材で、小と大の2種類があります。
メーカーは、異なる3種の鉱石を混ぜて飼育の初めに発生するアンモニアを吸着し、あわせて配合した2種類の硝化菌がそれを分解すると説明しています。
小は小型の容器と30〜40cm水槽用、大はプラ舟と45〜60cm水槽用と分かれています。
置き場所は、フィルターの中でも、容器にそのまま入れるだけでもよいとメーカーは書いています。
粒の大きさ、内容量、交換の目安は公式サイトに記載なしでした。
水の量が少ない容器なら小、プラ舟や大きめの水槽なら大、という分け方になります。
テトラ 水リサイクルブロック メダカ用|バクテリアをゲルで固めたブロック
石ではなく、バクテリアをゲル状に固めたブロックです。
メーカーは、休眠した状態のバクテリアを海藻由来の成分でゲルにして封じ込めており、汚れのもとを分解すると説明しています。
一方で、入れる量の目安、効果が続く期間、大きさ、原材料は公式サイトに記載なしでした。
自分の容器にいくつ入れればいいかを知りたい方には、情報が少なく感じるかもしれません。
キョーリン ブラックホール ミニ|色や濁りが気になるときに
活性炭を不織布のパックに入れたものです。
メーカーは、流木の黄ばみやアクを吸着し、魚病薬による着色も吸着すると説明しています。
ミニは10リットル用が3回分入っていて、吸着するはたらきは約2ヶ月続くとメーカーは書いています。
使う前は軽くすすぎ洗いをして、もみ洗いは避けるようにと書かれています。
ずっと入れておくものではなく、色や濁りが気になるときに使うものです。
GEX ろ過する赤玉土|底に敷くタイプで、入れる量の目安が細かい
容器の底に敷く土です。
メーカーは、鹿沼産の火山灰土を硬く焼いて崩れにくくしてあり、配合した生きたバクテリアがフンなどの汚れを分解すると説明しています。
粒の大きさは1〜10mmです。
入れる量は、約10リットルの小型水槽で0.5〜1リットル、幅60cm(約60リットル)で4〜6リットルという目安が公表されています。
使う前に水に浸して、茶色く濁った水を捨ててから敷くようにと書かれています。
交換の目安は約1年です。
メダカのろ材に関するよくある質問
ろ材を入れれば水換えをしなくてよくなりますか?
いいえ。吸着する量にも、バクテリアが分解できる量にも限りがあります。水換えの代わりになるものではなく、水換えまでの時間を支えてくれるもの、という受け止め方が近いです。
ろ材と底床(底に敷く土や砂)は、どちらかだけでいいですか?
どちらか一方でも使えます。底に何も敷かない容器でも、ネットに入ったろ材なら沈めておけます。逆に赤玉土やソイルを敷いている容器なら、その土が同じ役割を持っています。
ろ材は洗ってもいいですか?
ネットや袋に入ったタイプは、取り出して軽くすすげます。私の飼育場でも、汚れてきたらすすいでそのまま戻しています。ただし、ゴシゴシもみ洗いをしないよう書いているメーカーもあるので、手元の商品の説明を確認してください。
どれくらいで新しいものに替えればいいですか?
メーカーによって差があります。私の商品は約半年、活性炭のパックは約2ヶ月、底に敷く土は約1年が目安として公表されています。交換の目安を公表していないメーカーもあり、その場合は公式サイトに記載なしとしています。
屋外の容器でも使えますか?
ネットに入ったタイプは屋外の容器にもそのまま沈められます。私の飼育場も屋外の容器で使っています。底に敷くタイプは、屋外向けと書かれているものを選ぶと迷いにくくなります。
まとめ|まず「入れるだけか、底に敷くか」から決める
ろ材は種類が多く見えますが、置き方で見ると2つに分かれます。
ネットや袋に入っていて、容器に沈めるだけのもの。
そして、容器の底に敷く土や砂です。
どちらにするかを決めてから、自分の容器の水の量に合う入れる量の目安があるかを見ると、選びやすくなります。
私の飼育場では、10リットルの容器に1つを入れて、洗いながら使い回しています。
あわせて読みたい
メダカの水質悪化サイン5つ|見逃すと死ぬ!すぐできる対策も解説
グリーンウォーターの作り方と何日でできるか実験|青水は買わなくてOK
メダカにぶくぶく(エアレーション)は必要?メリット・デメリットと正しい使い方
タオめだか 初の電子書籍
「メダカを一生の趣味に!
失敗しないメダカ飼育と増やし方のすべて」
お迎え準備・毎日のお世話・四季の管理・繁殖・病気対策まで、今まで発信してきたノウハウを約4万文字にまとめました。
第1章 準備|第2章 お世話|第3章 四季|第4章 繁殖|第5章 病気
Kindle Unlimited会員は追加料金なし!
▶︎ 初回30日無料登録はこちら









