メダカの飼い方
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メダカにぶくぶく(エアレーション)は必要?メリット・デメリットと正しい使い方

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今回は「メダカ飼育にエアレーションは必要なのか?エアレーションの効果とメリット・デメリットを解説」というテーマで話していきたいと思います。

これからメダカを初めて飼育するんですけど…という方に特によく聞かれる質問。

それがよく聞かれる「メダカって飼うのにブクブク(エアレーション)は必要ですか?」という質問です。

こう聞かれた時、私は必ずと言ってもいいほど「メダカはブクブクが無くても飼育できますよ」とお答えしています。

おそらく、どこのメダカ専門店で聞いても「メダカはブクブクが無くても飼育できる」と返事が返ってくると思いますが、

実は私自身は、室内・野外問わずほぼ全ての飼育容器にエアレーションをしています。

「いやいや、エアレーションはいらないって言ったじゃん!」と思ったかもしれませんが、エアレーションを上手に活用することで、実はメダカ飼育の難易度をグッと下げることができます。

もっと直接的な言い方をすると、夏場にメダカが死んでしまう確率をグッと下げることができます。

私の中でのメダカ飼育におけるエアレーションの立ち位置としては、無くてもメダカは飼育できるけど、メリットが多いので余裕があるならしてあげた方がいいという感じです。

今回はそんな”エアレーション”の効果やメリットについてお伝えしていきますが、

私も過去に失敗してしまったことがあるエアレーションを使う際の注意点についても話していきますので、ぜひ最後までご覧下さい。

それではみていきましょう!

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メダカへのエアレーション(ぶくぶく)は必要?役割と効果を解説

まず最初に、エアレーションの効果や役割について簡単にお伝えしていきます。

そもそもエアレーションとは、ポンプ等を用いて水中に空気を送り込むことを言います。

水中に空気を送り込む方法はいくつかありますが、基本的には「エアーポンプ」「エアーチューブ」「エアーストーン」この3つがあれば、エアレーションを行うことができます。

メダカ愛好家の中には、エアーストーンの代わりにネジを使っている方もいますね。

エアレーションの仕組みについて詳しく説明すると小難しい話になってしまうので、詳細は省きますが、水中に空気を送り込むことで…

エアレーションの基本的な効果
  • 水の流れを発生させる
  • (飼育容器内の)水中の水温差や酸素濃度差を減らす
  • 水中に溶け込む酸素量を増やす
  • etc…

こんな効果が期待できるわけなんですね。

ちなみに水中に直接酸素を送り込んではいますが、この酸素量よりも実はエアーストーンから出てくる気泡が水面を揺らすことで、水中に酸素をより多く溶け込ませているというのがエアレーションの仕組みになります。

こんな仕組みなんだなーというのを知っていただいた上でお伝えしますが、メダカに限らず、少しアクアリウム全体の話をすると、

水中に酸素を溶け込ませる”エアレーションの目的”と、水中の汚れなどを濾し取ったり、バクテリアの住処にするため、

つまり”水を浄化する目的”を兼ね備えた「外部フィルター」「外掛けフィルター」「投げ込み式フィルター」などもアクアリウムの世界では人気のアイテムです。

GEXさんやテトラさん等のアクアメーカーが販売しているメダカ飼育セットに付属されているのは、外部フィルターや投げ込み式フィルターのどちらかであることが多いです。

水中の酸素量を増やして、水も浄化してくれるので一石二鳥のアイテムです。

私の場合は室内飼育のメダカは投げ込み式フィルターを使っている水槽も多いです。

メダカ飼育でエアレーションをするメリット3つ

エアレーションの効果について分かったところで、続いてエアレーションのメリットについてお伝えしていきます。

細かい点まで挙げるとエアレーションのメリットは色々とありますが、主なメリットはこちらの通り▽

エアレーションの主なメリット
  • 溶存酸素量の増加
  • 油膜の防止
  • 水質維持のサポート

この3つになります、順番に解説していきます。

溶存酸素量の増加

「溶存酸素量」という少し難しい言葉が出てきましたが、簡単に言うと”水に溶け込む酸素の量”という意味です。

エアレーションの効果のパートでお伝えした通り、エアレーションをすることで、発生する気泡が水面を揺らすことで水中に酸素を溶け込みやすくしてくれます。

水中に溶け込む酸素の量が増えると何が良いのかというと…

メダカを過密飼育している場合や夏場などの高水温になってしまう場合では、メダカが生きていくのに必要とする酸素の量よりも水中の酸素の量の方が少ないという飼育環境になりがちです。

そんな環境で飼育をし続けると、遅かれ早かれメダカが酸欠状態になってしまって、最悪の場合その容器丸ごと全滅してしまうということもあり得ます。

そして怖いことに、このパターンの全滅は珍しいことではありません。

エアレーションをしてあげることで、溶存酸素量を増やし、酸欠によるメダカの全滅リスクを軽減することができます。

油膜の防止

続いてのエアレーションのメリットは油膜の防止です。

油膜とは言葉の通り、たまに水面に浮いている油の膜のようなものです。

油膜は餌に含まれる油分などが原因で発生してしまうことが多いですが、風で自然と水面が揺れることが少ない室内飼育では特に油膜が残ってしまいがちです。

発生してしまった油膜は、水面にキッチンペーパーを浮かべてから取ることで、簡単に油膜は取ることができますが、毎回やるのはちょっと面倒ですよね。

そこでエアレーションをしてあげて、水面を動かすことで超簡単に油膜の発生を防ぐことができます。

とはいえ、油膜が発生してしまうのは餌が残ってしまっているサインの場合もあるので、まずは餌を与え過ぎていないかどうかを今一度確認してあげることをオススメします。

水質維持のサポート

それからエアレーションには、水をいい感じの状態にしてくれる、水質維持をサポートしてくれるというメリットもあります。

どういう仕組みでサポートをしてくれるのかを詳しく話すと、眠くなってしまうと思いますので、難しい言葉を使わずにお伝えすると…

メダカの飼育水の中には、水中に発生した汚れなどを分解してくれるバクテリアがいるのですが、そのバクテリアは酸素が好きなんです。

水中に溶け込んでいる酸素の量が少なければ、そのバクテリアの活動は鈍くなり、酸素の量が多ければバクテリアの活動は活発になると思って下さい。

エアレーションが水質を良くしてくれるというよりは、エアレーションをすることでバクテリアの活動をサポートしてあげるという意識の方がイメージがしやすいかもしれません。

正直この”バクテリア”に関することは、突き詰めると学者レベルの知識が必要になってくるので、もしもっと詳しく知りたいという方は、私の記事よりも専門書等を読んで勉強されることをオススメします。

エアレーションの3つのデメリットと注意点

続いてはエアレーションをする上で注意したい、エアレーションのデメリットについてお伝えしていきます。

それがこちら▼

エアレーションの主なデメリット
  • 電気代が掛かる場合がある
  • ポンプから音が出る
  • 水流がメダカのストレスになる場合がある

この3つになります。

上2つに関してはメダカにとってのデメリットではありませんが「水流がメダカのストレスになる場合がある」というのは、エアレーションを使う際にぜひ注意していただきたい点になります。

電気代が掛かる場合がある

まずは電気代が掛かる場合があるというデメリットについてですが、エアレーションの効果のパートでお伝えした通り、

エアレーションを使うためには「エアーポンプ」をコンセントに繋いで稼働させる必要があります。

機器を稼働させるために電気を使うので、当然電気代がかかります。

電気代が掛かると言っても、どのくらい使うかにもよりますが月に数百円程度、場合によっては月数十円程度なので、メダカの命と天秤にかけてどう考えるかは、飼育者次第といったところでしょうか。

初期費用は掛かってしまいますが、電気代がもったいないという方や野外にコンセントがないという方は、テトラさんからソーラーで動くエアーポンプも販売されていますので、ぜひこちらも検討されてみて下さい。

ポンプから音が出る

それから意外に気になるのが、エアポンプから出る音ですね。

慣れてしまえば気にならなくなりますが、やはりポンプなので「ブーン」という稼働音は聞こえてきます…

音が静かなタイプのエアーポンプもありますが、音に敏感な方はそれでもうるさいと感じてしまうと思います。

野外でエアレーションをする場合は音はあまり気にしなくても良いかもしれませんが、室内でメダカを飼育している場合は、エアレーションの導入をする前に、音について考えておいた方が良いかもしれません。

水流がメダカのストレスになる場合がある

メダカにとってメリットの方が多いエアレーションですが、個人的にエアレーションをする上での一番のデメリットであり、気をつけなければならないのは「水流がメダカにとってストレスになる場合がある」ということです。

野生のメダカは川に住んでいると思われている方もいますが、実は野生のメダカは田んぼや池など、比較的水流が緩い場所に生息しているので、強い水流が得意ではありません。

強すぎる水流はメダカが休める場所を奪ってしまうことになったり、針子や稚魚などのまだ上手に泳ぐことが出来ない場合は、強い水流による疲れやストレスが原因で死んでしまうこともあります。

これは過去に私がやらかしてしまったことでもあります…

なので、エアレーションを導入する場合は、メダカが止まって休める場所が確保できるくらいの水流になるように、エアレーションの強さを調節してあげることが大切です。

エアレーションの強さは、エアーチューブの間にエアーコックと呼ばれる調節器具を繋げることで調節することが出来ます。

容器の大きさや深さにもよるので、具体的なことをお伝えするのは難しいですが、個人的には、少ーしだけ水面が揺れる程度がちょうど良いかなと思います。

またもう一つ大切な観点として、メダカは水温が高くなるとエサをよく食べるようになり、水温が低くなるとエサをあまり食べなくなり活動が鈍くなります。

このことをメダカの活性が上がる下がると言いますが、冬場にエアレーションで強い水流を作ってしまうと、

メダカの活性が下がって餌をあまり食べていないのに、強制的に運動しているという状態になってしまい、メダカが痩せ細りやすくなってしまうので注意が必要です。

エアレーションを導入すべき飼育環境3選

いかがでしたでしょうか?

今回は、メダカ飼育にエアレーションは必要なのか?エアレーションの効果とメリット・デメリットを解説という内容で色々とお伝えしてきました。

「エアレーションをしている環境で育ったメダカは弱くなるから、うちはエアレーションをしない!」という方も中にはいますが、私は個人的にエアレーションはメリットの方が大きいと思っているので、オススメしていますし私自身も導入しています。

秋や冬などの水温が低くなってメダカの活動が鈍くなる時期はエアレーションは止めることが多いですが…

エアレーションをしてあげた方が良い環境
  • 夏場などの高水温になる時期(気化熱による水温低下・酸欠防止)
  • 過密飼育をしている場合(酸欠防止)
  • 室内飼育をしている場合(油膜防止)

こんな場合はエアレーションを導入してあげることをオススメします。

エアレーションとろ過が同時にできるスポンジフィルターもおすすめ

エアポンプと合わせてスポンジフィルターを使うと、エアレーションによる酸素供給とろ過を同時に行えます。目が細かいスポンジが稚魚の吸い込みも防いでくれるため、稚魚がいる容器にも安心して使えます。

エアレーションは上手に使えば水の状態を良くしてくれて、心強い味方になってくれるので、与える影響を知って、これからのメダ活に生かしていきましょう!

メダカは子供からお年寄りまで老若男女問わず楽しむことが出来る趣味です。

アクアセラピーやアニマルセラピーという言葉があるように、私はメダカに出会ってから毎日のストレスが和らいで行くのを実感出来たり、毎朝起きるのが楽しみになったり。

夢だった本作りに関わってメダカファンブックの編集を担当したりと、大袈裟ではなく人生が180度変わりました。

そんなメダカ好きが高じて、自分専用の養魚場として東京都内のビルの屋上を借りてしまうまでになりました笑

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まとめ|メダカへのエアレーション、使い方次第で強力な味方に

それでは、最後にもう一度おさらいです。

エアレーションの効果とメリット・デメリットはこちらの通り▼

エアレーションの基本的な効果
  • 水の流れを発生させる
  • (飼育容器内の)水中の水温差や酸素濃度差を減らす
  • 水中に溶け込む酸素量を増やす
  • etc…

エアレーションをしてあげることで、このような効果が期待できます。

そしてエアレーションのメリット・デメリットはこちらの通り▼

エアレーションの主なメリット・デメリット

エアレーションの主なメリット

  • 溶存酸素量を増やしてくれる
  • 油膜を防止してくれる
  • 水質維持をサポートしてくれる

エアレーションの主なデメリット

  • 電気代が掛かる場合がある
  • ポンプから音が出る
  • 水流がメダカのストレスになる場合がある

こんな感じで、エアレーションは上手に活用できれば、メダ活の心強い味方になってくれるので、

与える影響を知って飼育環境やメダカの状態に合わせて、使い方を調節してあげることがとっても大切です。

私の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきます。

この記事がエアレーション導入の参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました^^

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