メダカ飼育で失敗しない餌の選び方!実際に与えているオススメの餌はこの2つ!
今回は「失敗しないメダカの餌の選び方とオススメの餌を紹介」というテーマで話していきたいと思います。
昨今では、アクアリウムメーカーはじめ、様々な種類のメダカの餌が販売されています。
ですが、ぶっちゃけ…どの餌を与えたらいいのか分からないなと思ったことはないでしょうか?
正直なことを言うと、どんな餌を与えたとしても、メダカはある程度食べてくれますし、100均一で売っている餌でも飼育ができないわけではありません。
実は僕自身、メダカに与える餌にはあまりこだわりがなく、針子には成魚用の餌をすりつぶして与えたり、稚魚から成魚には、通称:金パケと呼ばれている餌をずっと与えています。
その他、ミジンコや冷凍のブラインシュリンプなど、色々な餌を個体の状態を観察しながら与えています。
色々なメダカ屋さんに聞いてみても、餌にはあまりこだわりがないという方も意外に多かったりします。
基本的にどんな餌でも、メダカの成長にそこまで大差はないとはいえ、与えている餌にどんな成分が含まれていて、どんな目的で作られた餌なのかが分かっていないと…
メダカの口のサイズに合っていなかったり、個体の状態によっては消化不良を起こしたりして、最悪餌が原因で星になってしまうこともあり得ます。
適切な餌の選び方を知っておくと、飼育の目的や個体の状態によって使い分けられるようになるので、もっと上手にメダカを飼育できるようになります。
記事の後半では、実は餌の種類よりも重要な「餌の与え方」についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
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それではみていきましょう!

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メダカの餌を選ぶ3つのポイント
メダカの餌選びで最も重要なのは「飼育の目的と飼育環境に合った餌を選べているか」です。
餌選びで失敗しないために、ぜひ次の3つのポイントを意識してみてください。
- 水温やメダカの状態によって与える餌を選ぶ
- 飼育の目的によって与える餌を選ぶ
- メダカの口に合わせたサイズの餌を選ぶ
それぞれ詳しく解説していきます。
水温やメダカの状態によって与える餌を選ぶ
実はメダカには「胃」がありません。
「無胃魚(むいぎょ)」と呼ばれていて、口から入った餌は食道を通ってそのまま腸へ送られます。
胃がないということは、胃で食べ物を溶かすことができないということなので、メダカの消化能力は「水温」にとても影響されます。
- 水温が高い時(約25℃以上):活性が上がるためどんどん消化して栄養にします。
- 水温が低い時(約10℃以下):消化酵素の働きが鈍り、消化不良を起こしやすくなります。
また、僕自身経験はないのですが、調べたところによると、ダルマ体型のメダカに多い「転覆病」は、餌を消化しきれずに腸の中で餌が腐ってガスが発生してしまうことで、転覆病になってしまうこともあるそうです。
なので、水温が高くメダカの活性が上がっているときには、高タンパク・高脂質な餌を与えても大丈夫な場合も多いですが、
水温が低くメダカの活性が下がっているときには、低タンパク・低脂質の消化吸収の良い餌を与えるのがオススメです。
飼育の目的によって与える餌を変える
また、先ほどご紹介した内容とも関連しますが、意外に意識せずに与えている方も多いと思いますが、「何のためにその餌を与えるのか」という”目的”も重要です。
例えば…
メダカを早く大きく育てたい、たくさん産卵してほしい場合
→エネルギーが多く必要なので、高タンパク・高脂質の餌を選びましょう。
元気が無いメダカを回復させたい場合
→基本的には絶食させるほうが良いですが、塩浴などの治療をした上で、消化に良い餌を少しずつ与えるのがオススメです。
ちなみにもし、メダカが餌を食べなくて困っている…という方がいたら、「メダカが餌を食べない原因3つと対処法!」という記事で詳しく対処法をご紹介していますので、ぜひこちらも併せてご覧ください。
メダカの口に合わせた粒のサイズを選ぶ
また、意外に見落とされがちなポイントですが、メダカは成長段階によって口の大きさが違って、特に針子や稚魚の口は約0.15mm以下と、とっても小さいです。
なので、成魚用の粒の大きめな餌を与えても、生まれたばかりのメダカの赤ちゃんの口には入りません。

餌はちゃんと与えているのに、
なぜか針子がどんどん星になっちゃうんだけど⋯
という相談もよく受けることがありますが、
その失敗の原因の一つは餌のサイズが合っていないことによる餓死の可能性も考えられます。
なので針子や稚魚のうちは、餌の成分というよりも、ぜひ餌の大きさに注意してあげてください。
針子専用のパウダー状の餌を用意するのが一番良いですが、成魚用の餌をすり潰して与えれば、わざわざ針子用に餌を準備しなくて済むのでオススメです。
もしすり潰すのが面倒な場合は、針子用のパウダー状の餌を準備して与えてあげてください。
あと超重要なこととして、針子の生存率を劇的に上げるための方法は、餌をしっかり与えることよりも、水温を上げることです。
最低水温でも20度以上、できれば25度〜28度くらいの水温を保ってあげて、パウダー状の餌を1日1回から2回与えるだけでも、生存率は大きく上がってきますので、
もし針子がすぐに死んでしまって困っている…という方は、まずはぜひ水温を意識してみてください。
【目的別】オススメのメダカの餌をご紹介
続いて、

メダカの餌の選び方のポイントはわかったけど、オススメの餌が知りたい!
という方のために、僕が実際に使っていて自信を持ってオススメできる餌を目的別にご紹介していきます。
繁殖・産卵用:夏の繁殖成功を狙う高たんぱくの餌
まずは、たくさん採卵してメダカを増やしたい!という方にオススメなのが、先ほどもご紹介した「キョーリンさんから販売されているメダカのエサ 産卵・繁殖用(通称:金パケ)」です▼
僕もメダカ飼育を始めた頃からずっと愛用していて、産卵数に直結する栄養価が多く含まれているので、メダカの繁殖目的の餌として重宝しています。
「なかなか産卵数が増えない…」と悩んでいる方は、ぜひ一度試してみてください。
針子・稚魚用:生存率を上げるパウダー状の餌
続いて、元気が無いメダカや活性が低くなる時期に、リハビリ用として与えるのにオススメの餌が、「パラクリア パウダータイプ」です。
実際、こういう餌って本当に効果があるのか半信半疑だったりすると思うんですけど、実は僕キョーリンのスタッフさんと直接話をしたことがあるんですよ。
その時の資料はもう手元に残っていないので、あまり信憑性が無いのですが、実際に説明を受けてしっかりと実験・検証をして配合されている餌なんだなと感動した記憶があります。
なので僕は、調子を崩した子たちに与えるお守りのような感じで使うことが多いです。
色揚げ用:専用の餌に頼りすぎない
続いて、

綺麗な体色のメダカに育て上げるにはどんな餌がいいの?
と、餌で色揚げ効果を狙う方もいるかもしれません。
観賞目的として、ご自身の飼育範囲で楽しむ分には大いにアリだと思います。
ですが、もし遺伝子的に良いメダカを残していきたいと考えている方にとっては、餌で色揚げするのはあまりオススメできません。
というのも、餌による色揚げ効果は限定的で、その効果は次の世代に遺伝しないと言われています。
かなりマニアックな話になってしまいますが、僕のメダカに関する考え方として、お伝えしたい重要なことなので少しお話しします。
次世代にも繋がるような“遺伝子的に良いメダカを残していきたい”ということであれば、「環境的な要因(例えば、餌や容器の色、水温など)」によって表現が良くなった個体ではなく、
「特別な飼育環境を整えなくても、自力で良い表現を出している個体」を親に選ぶことが極めて重要になります。
というのも、観賞目的としてメダカの品種や形質の特徴を引き出すために(例えば体外光を伸ばすために高水温を維持するなど)、飼育環境を整えてあげることも大事ですが、
遺伝子的に良いメダカを残していきたいということであれば、例えばあえて低水温で管理をしていき、それでも体外光がしっかり伸びてくる個体を種親として残していく…なんていうのもテクニックの一つだったりします。
ちなみにこの考え方は、プロのメダカ屋さんに教えてもらいました。
話が脱線してしまいましたが…
メダカの餌に特にこだわりがなくて、オススメの餌を決めてほしいという方は、メインの餌として金パケ、サブの餌としてパラクリアパウダーを持っておけば十分なんじゃないかなと思います。
こうして見てみると、キョーリンさんから販売されている餌ばかりですね。
ちなみに案件では全くなく、僕が実際に与えているものをオススメしているだけですので、どうか安心してください。
番外編:メダカが喜ぶ生餌の選択肢もある
番外編として、たまにはメダカにご馳走をあげたいという方には、「生餌(いきえ)」を与えるのも非常にオススメです。
特にオススメなのは、ミジンコとブラインシュリンプです。
生き餌ではなくなってしまいますが、ブラインシュリンプは冷凍のものを解凍してから与えるでも大丈夫です。
ちょっとだけ管理や培養の手間はかかりますが、人工飼料を与えるのとは全く違う食いつきの良さを、ぜひ体感して欲しいです。
毎日の餌やりがもっと楽しくなること間違いなしです。
メダカの餌選びの注意点とよくある疑問
それでは最後に、餌選びの注意点とよくある疑問についてご紹介していきます。
それがこちら▼
- 金魚用の餌など家にあるもので代用しないこと
- 100均一で売っている餌には注意が必要
- メダカが食べない、餌がすぐに沈む時の対処法
順番に解説していきます。
家にあるもので代用しない(金魚用の餌など)
昔飼っていた金魚の餌が残っているから、代わりに使いたいと考えている方が、もしかしたらいるかもしれませんが、金魚用の餌はサイズ、栄養価、浮上性などの観点から、あまりオススメできません。
一時的に代用することはあっても、専用の餌を選ぶことが長期的にはメダカの健康のためになります。
ダイソー(100均)の餌の注意点
また、最近はダイソーなどの100円ショップでもメダカの餌が売っているので、コスト面から選択肢に入ってくると思います。
近年の100均の餌はクオリティが上がっていて、普通に飼う分には問題ないことも多いです。
ですが、専門メーカーの餌に比べると栄養面で物足りなかったり、水を汚しやすかったりすることがあります。
特に、水量が少ない容器や大切に育てて増やしたい品種には、やはり専門メーカーの餌(数百円の違いです)を使う方が結果的にコスパが良いんじゃないかなと思います。
メダカが食べない・餌が沈む時の対処法
またもし、餌をあげても食べてくれず、底に餌が沈んで溜まってしまっているという場合には、
餌そのものというよりは、水温や個体の状態に問題がある場合が多いので、まずは水換えや飼育環境などを見直してみてください。
また、成魚なら沈んだ餌も食べるので、餌が沈むこと自体は問題ありませんが、残り餌はそのまま放置すると、水質を悪化させて結果的にメダカの死因になってしまいます。
なので残り餌が水を汚す前に、気がついた時点でスポイトなどでしっかりと取り除いてあげることを強くオススメします。
ちなみに餌の与え方において大切なこととして、餌が残ってしまうというのは、一度に大量の餌を与えてしまっているというケースが非常に多いです。
なので、メダカに餌を与える際には、1分くらいで食べ切れる量を複数回に分けて与えるというのがオススメです。
僕も飼育容器内のメダカたちの状態を見誤ると、餌が残ってしまいがちなので、あまり偉そうなことは言えないのですが…
餌を与えすぎてしまったなと思ったら、すぐに取り除いているので、水質を悪化させずに飼育することができています。
ぜひ参考にしてみてください。
いかがでしたでしょうか?
今回は、失敗しないメダカの餌の選び方とオススメの餌を紹介というテーマで、色々とお伝えしてきました。
最初からいきなり、何種類もの餌を揃える必要はありません。
今回ご紹介したように、メインの餌1つ(金パケ)と、サブの餌1つ(パラクリアパウダー)の合計2種類を持っておけば十分なんじゃないかと思います。
メインの餌を基本的には与え続けるようにして、必要に応じて一回に与える量を調整したり、針子にはすり潰して与えたり…といったように、メインの餌を”与え方”で適宜調整していくという感じで良いかと思います。
もし調子を崩している子たちや活性が低い時期に与える場合は、消化に良いサブの餌を与えるようにする。
みたいな感じで、メインとサブの餌を使い分けるのがオススメです。
あとは遊び心として、たまには生き餌を与えてみるのも非常に面白いので、騙されたと思ってぜひ試してみてください。
メダカは子供からお年寄りまで老若男女問わず楽しむことが出来る趣味です。
僕は数年前からメダカについて発信したり、販売もしていますが、視聴者の方やお客様からの
「メダカ愛が伝わってきて、素敵です!」といったお声や「購入したメダカ、元気ですよ!」といった温かいお声に、とっても励まされています。
メダカを生業にしていると、大変なことも多いですが、これからも、「メダカを一生の趣味にする人」を増やしていけるよう頑張りますので、ぜひ、チャンネル登録やコメントで応援していただけたら嬉しいです!
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最後に
それでは、最後にもう一度おさらいです。
メダカの餌選びで大切なのは、「今のメダカの状態」と「飼育の目的」に合わせることです。
今回のおさらいとして、重要なポイントをまとめました。
メダカの餌選びの3つの鉄則
- 水温と消化能力を考える: メダカには胃がないため、低水温時は消化不良を起こしやすいです。寒い時期は消化に良い餌を選びましょう。
- 目的に合わせる: 「産卵数を増やしたいのか」「体調を回復させたいのか」で選ぶ餌が変わります。目的に合った餌を選びましょう。
- 口のサイズに合わせる: 特に針子は、大きな粒だと食べられず餓死してしまうこともあります。成魚用の餌をすり潰してから与えましょう。
迷ったらこれ!オススメのメダカの餌2選
あれこれ揃える必要はありません。
メインの餌として金パケ
サブの餌としてパラクリアパウダー
ひとまず、この2種類を持っておけば十分です。
また、+αの楽しみとして、たまに「ミジンコ」や「ブラインシュリンプ」などの生餌を与えてみると、メダカの食いつきが劇的に変わるので、毎日の餌やりがもっと楽しくなること間違いなしです!
まずはメインの餌(金パケ)をベースに、メダカの様子をよく観察しながら必要に応じて、与える量や粒の大きさを調整することから始めてみてください。
というわけで僕の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきますので、
ぜひ!チャンネル登録とグッドボタンをよろしくお願いしますm(_ _)m
これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました^^










