メダカが餌を食べない原因3つと対処法|水温・病気・餌の問題を解説
今回は「メダカが餌を食べない時に考えられる原因3選と対処法」というテーマで、話していきたいと思います。
春になると段々と気温も上がってきて、メダカたちも活発に泳ぐようになってきたかと思います。
メダカが活発に泳ぐようになると、餌もよく食べてくれるので嬉しくなりますよね。
そんな中でも「なんだか今日は餌をあまり食べてくれないな…」「餌を食べてくれない子がいるな…」こんなふうに感じることはないでしょうか?
餌食いが悪い時には、やはり何かしらの原因があります。
ここで、一番最初にどうしてもお伝えしたいのが、メダカが餌を食べてくれないからといって、どんどん餌を与えてしまうことだけは、やめてあげてください。
それをしてしまうと、餌の食べ残しが水を汚して、最悪の場合メダカが星になってしまう可能性もあるので絶対にNGです。
これさえしなければ、メダカが餌を食べない原因を見つけて、適切に対処してあげれば大丈夫なことも多いので、ぜひ最後までご覧いただいて、参考にしてみてください。
それではみていきましょう!
- 水温・水質など飼育環境の問題:気温が低い時期は自然なことだが、20度以上で食いつきが悪い時は水質を疑う
- ストレス・病気など個体の体調の問題:いじめや急な環境変化を確認し、必要に応じて塩浴・薬浴で回復を優先する
- 餌のサイズ・嗜好性の問題:針子・稚魚は粒が大きすぎないか、浮く/沈むタイプも見直し、生き餌も検討する

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原因①:水温・水質など飼育環境の問題
メダカが餌を食べない時に考えられる原因1つ目は、水温や水質などメダカを飼育している環境に問題があるケースです。
「メダカにとっての水は、人間にとっての空気と同じ」とはよく言ったもので、
飼育水の状態が悪くなったり水温が低くなったりすると、メダカは餌食いや活性が落ちます。
つまりエサを食べなくなったり、泳ぎ方がゆったりになったりします。
特に飼育水の「水温」は、メダカの活性に大きな影響を与えます。
例えば、夏場はとても活発に泳いでいたメダカ達は、冬になると容器の底の方でじーっとして、ほとんど動かなくなります。
ちょうど春のような季節ですと、昼間は水温20度くらいになるので活性は上がりますが、早朝や夜は水温が10度近くなる場合が多いので、活性は下がります。
冬場や気温(水温)が低い時期であれば、健康的なメダカでも餌を食べなくなるのは自然なことなので問題ないのですが、
「ストレスも病気も無さそうで、水温も20度以上あるのに、なぜか食いつきが悪くて元気が無さそう…」こんな風に感じることがあるのであれば「水質」に問題がある可能性があります。
悪い水の状態を放っておくと、メダカが痩せてしまってきたり、病気になってしまう可能性が高まるので、出来るだけ早いタイミングで水換えをしてあげることをオススメします。
基本的には、メダカの状態が悪くなる前に、先に水が悪くなります。
理想を言えば毎日少しずつ部分換水をしてあげたり、定期的に水換えをしてあげることで、上手に水質管理が出来るようになると思いますが、
メダカの様子が少しでもおかしいと思ったタイミングで、まずは半分くらい水換えをしてしばらく様子を見るようにして、それでもまだ元気がないようだったら、塩浴や薬浴といった治療を検討してみると良いかと思います。
「メダカの水換えのやり方やタイミングが分からない…」という方は、メダカを死なせない水換えのやり方!全換水と部分換水それぞれ解説します!という記事も公開しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
水換えや塩浴、薬浴のタイミングや判断は実際のメダカの状態や、飼育者の考え方によるものも大きいので、ぜひ経験を積みながら自分なりの判断基準を見つけてみて下さい。
私が実際に使っている水温計はこちらです▼
浮かべるだけで使えるシンプルな水温計です。一つあると水温管理がぐっと楽になりますよ!
原因②:ストレス・病気など個体の体調の問題
続いて、メダカが餌を食べない時に考えられる原因2つ目は、メダカがストレスや病気に罹ってしまっているなど、メダカの体調に何らかの問題がある場合です。
その他にも「メダカのいじめ」という可能性も考えられます。
野生下のメダカだと基本的にいじめは起きないのですが、実は飼育環境下にいるメダカっていじめをすることがあるんですよ。
詳しくはぜひ、メダカがいじめをする原因とは?解決方法を紹介します!という記事も公開しているので、こちらをご覧いただきたいのですが…
メダカ同士のいじめや急な環境変化によるストレスが原因で、メダカの餌食いが悪くなることがあります。
またメダカが病気になっている時も餌食いが悪くなることがあります。
ストレスや病気が原因で食欲が無くなるというのは、なんだか人間と似ている部分がありますよね。
人間だったら自らストレスの原因を取り除いたり、薬を飲んだりして病気を治療していくと思いますが、メダカに対する対処法も私は同じように考えています。
いじめが原因かも?と思ったら、一時的に避難させてみたり。
急な環境変化が原因かも?と思ったら、しばらくは餌を与えずに様子をみたり。
病気かも?と思ったら、塩浴や薬浴をして体調の回復を優先させてみたり…
メダカの様子をじーっと観察しながら、その時々の状況に応じて迅速に対応してあげることをオススメします。
最初は慣れないと思いますが、毎日メダカの様子を観察してあげることで小さな変化にも気付けるようになります。
とはいえ「毎日忙しくてメダカにそんな時間を掛けられないよ…」という方も多いかと思います。
そんな時はぜひ、餌を与えるタイミングだけでも今日のメダカたちの様子はどうかな?といったように、観察するようにすると良いかと思います。
室内飼育をしている方であれば、歯磨きのタイミングで観察するというのもオススメです。
特にメダカの病気に関しては、人間と一緒で早期発見・早期治療がとっても大切なので、手遅れになってしまう前に、少しの時間でも良いので毎日観察するようにしてあげて下さい。
原因③:餌のサイズ・嗜好性の問題
それでは最後に、メダカが餌を食べない時に考えられる原因3つ目は、エサの大きさや成分に問題がある場合です。
餌を食べてくれないと感じるメダカが針子や稚魚などの小さなメダカである場合は、特に注意が必要です。
生まれたばかりの針子や稚魚は口が小さいので、大人のメダカが食べるような粒の餌はそもそも口に入らず食べられていない可能性があります。
なので針子や稚魚のうちは、私がオリジナルで配合して販売もしていますが、こういったパウダー状の餌を与えたり、大人のメダカが食べる餌を手ですり潰して与えるようにするなど、一手間が必要になります。
針子に与える餌についてはぜひ「簡単に用意できるメダカの針子の餌TOP3」という記事も公開しているので合わせてご覧ください。
また、餌について気にしておきたいのは大きさだけではありません。
意外に見逃しがちなのが、餌が沈むタイプなのか、浮いたままのタイプなのか、初めは浮いてゆっくり沈むタイプなのかということです。
成魚であれば、泳いで容器の底を口でつつくことも出来るので、どのタイプの餌でも基本的には問題ないですが、
針子や稚魚などのまだ泳ぎが上手ではない場合は、浮いたままのタイプの餌を使ってあげた方が無難です。
またちょっと番外編として、ミジンコやイトメ、ブラインシュリンプなどの生きている餌(いわゆる 生き餌)を与えてみるというのも非常にオススメです。
生き餌は栄養価が高いということもオススメ出来る理由ですが、人工飼料を与えるのとは違って、成魚にミジンコを与えた時は、”メダカが餌を追いかける様子”を観察することが出来ます。
私自身今まで様々な餌を与えてきた中で、これらの生き餌への食いつきが悪かったのは見たことがないです。
培養しながら継続的に与えることもできるので、コスパも非常に良いです。
成魚にはミジンコがオススメですが、針子や稚魚に関しては、私は最近「冷凍のベビーブラインシュリンプ」を与えることが多いです。
生きているブラインシュリンプを卵から孵化させて与える方が本当はいいんですが、冷凍のベビーブラインシュリンプというものが売っているので、こちらの方が手間が掛からなくてオススメです。
※ブラインシュリンプはアダルトではなくて、ベビーの方がオススメなので、ここはよく注意して下さい。
またいつか詳しく1本の記事にしようと思っているのですが、針子のうちから冷凍のベビーブラインシュリンプを与えていたら、今年の室内加温飼育の子たちは、生後約2ヶ月で産卵を開始してくれました。
栄養価が高いからなのか、食いつきが良いからなのか、実際のところは分かりませんが、人工餌を与えるよりも成長が早かったのは間違いないです。
「メダカの食いつきが良いエサを色々と試してみたい!」という方には、生き餌を与えてみるというのも非常にオススメです。
メダカ飼育の楽しみがまた一つ増えてしまうこと間違い無しなので、ぜひ一度試してみて下さい。
まとめ|メダカが餌を食べない原因3つと対処法のおさらい
いかがでしたでしょうか?
それでは、最後にもう一度おさらいです▼
メダカが餌を食べない原因3つと対処法はこちらの通り▼
水温や水質など飼育水に問題があるケース
水が悪くなったり水温が低くなると、メダカの餌食いや活性が落ちます。
気温が低い日であれば問題ないですが、そうでない場合は部分換水をしてしばらく様子を見てあげるようにして下さい。
メダカがストレスや病気にかかっているなど、体調に問題があるケース
メダカのストレスとなっている原因を見つけて取り除いてあげたり
メダカの様子によっては塩浴や薬浴で体調の回復を優先させてあげて下さい。
餌の大きさや嗜好性などに問題があるケース
針子や稚魚など、メダカのサイズによってはそもそも餌が口に入らないこともあります。成魚のエサを手などですり潰してから与えてあげたり…

元々パウダー状になっているエサを与えてあげて下さい。
生き餌を与えてみるのも非常にオススメです。
最後にこれは豆知識的な感じですが、容器に入っているメダカの数が多い方が、少ない数の時よりも餌食いが良くなることがあります。
もし容器内のメダカの数があまりにも少なかったり、臆病な子が多いのであれば、容器内のメダカの数を増やしてみるというのも一つの手です。
お互いの競争心?なのか仲間につられているのか?は分かりませんが、容器内のメダカの数が多い方が食べ残しが少ないです。
もちろんメダカの数によって餌の量は調整しているのですが、数が多い方が皆んなしっかりと食べてくれている印象です。
そんな様子が可愛くて、ついつい与え過ぎてしまうので、餌の与えすぎには注意していただきたいですが、参考にしてみて下さい。
この記事がメダカの餌食いトラブルの参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました^^
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- 第1章:メダカを知り、お迎えする準備をしよう
(メダカの生態・雌雄の見分け方・室内飼育と屋外飼育) - 第2章:メダカを死なせない!毎日の正しいお世話
(水合わせ・餌やり・水換え頻度) - 第3章:日本の四季とメダカの暮らし
(春夏秋冬ごとの管理と注意点) - 第4章:命を繋ぐ!繁殖と針子・稚魚の育て方
(採卵・孵化・赤ちゃんメダカの生存率を上げるコツ) - 第5章:いざという時のメダカの病気と治療法
(主なメダカの病気の種類と対処法)












