【楽な】メダカの増やし方|簡単に繁殖させる3つの手順を解説
今回は「簡単にメダカを増やすための3つの手順」というテーマで話していきたいと思います。
段々と平均気温が上がってくると、メダカは自然と産卵をしてくれるようになっていきます。
せっかくメダカが産卵しているのを発見できたとしても、メダカを増やせる人と増やせない人がいます。
その違いは、これからお伝えする「メダカを増やすための3つの手順」を守れているかどうかです。
「今年こそは絶対にメダカを増やしたい!」と考えている方は、難しい内容ではありませんので、ぜひ最後までご覧ください。
- メダカを増やすには「雌雄を同じ容器に」「産卵環境を整える」「親と卵・稚魚を分ける」の3手順
- 親と卵を分ける方法は「親抜き」「1粒ずつ採卵」「産卵床移動」の3パターン
- 手間最小なら親抜き、孵化率最大なら1粒ずつ採卵がおすすめ
それではみていきましょう!

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手順①:メダカの雌雄を同じ容器で飼育する|サイズと比率も意識
最初にお伝えするのは、メダカの雌雄を同じ容器内で飼育するということです。
メダカのオスとメスを一緒に飼育するなんて当たり前だと思うかもしれませんが、ペアを組んで飼育をしていたと思ったのに、実はオス同士、メス同士だった…なんてことも意外によく聞く話です。
ちなみに私自身は、自分が卵から育てた個体に関しては、オスとメスを間違えることはあまりありませんが、他の人が育てたメダカの雌雄判別はあまり自信がなかったりします。
しかもメダカは性転換をするとも言われているので、判別が難しい個体は本当ムズカシイですね…
とはいえ、メダカのオスとメスには明確な違いはあるので、メダカの雌雄の見分け方については、
メダカの雌雄の見分け方!ヒレ長やラメ系品種も紹介!という記事を公開しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
メダカを増やしたいと思ったら、雌雄を同じ容器内で飼育するというのは、必須条件になりますが、気にした方が良いことはそれだけではありません。
メダカをしっかりと増やしていきたいと思ったら…
- なるべくオスとメスのサイズを揃える
- オスとメスの比率のバランスを意識する
この2つの意識がとっても大切です。
ここに関しては、各ブリーダーの狙いや考え方にもよるので、一概に言えないこともありますが…
基本的には、オスとメスのサイズは同じくらいで、比率も同じ、もしくはメスの方が少し多め。
というのがバランスが良くてオススメです。
具体的な比率で言うと、一つの容器内で2〜3ペア、もしくはオス2匹に対してメス3匹くらいの比率がいいんじゃないかなと思います。
とはいえ、この理想通りでないとメダカを増やせないのかというと、そうではありません。
私自身がペア組みをする時でも、少しサイズ差があるけど、どうしてもこのペアで採卵をしたい時や、あまりにも無精卵が多い時などにオスを多めにペア組みをする時もあります。
メダカ同士の相性もあったりするので、このペア組に関してはメダカを見る目が試されますね。
毎日メダカたちをよーく観察することで、分かってくることも非常に多いので、ぜひお時間に余裕があるときには、メダカたちの様子をじっくりと観察するようにしてみてください。
オスがメスを追いかける「求愛行動」が始まったら、もうすぐ産卵してくれるサインです。逆にヒレや体に傷がつくほど激しく追いかけている場合は、相性が悪いか体格差がありすぎるので、ペアの組み替えを検討してみてください。
手順②:メダカが産卵する4つの条件を整える
続いて、メダカの雌雄を同じ容器内で飼育し始めたら、次はメダカが産卵しやすい環境を整えていきましょう。
具体的には、まずはメダカが産卵する条件を知って、その条件を満たせる環境を作っていきます。
メダカの産卵に必要な条件はこちらの通り▼
- 約12時間以上光が当たっていること
- 約20°C以上の水温が一定期間保てていること
- 産卵に必要な栄養が取れていること
- 相性が良い成熟したオスメスがいること
こんな感じの条件を整えてあげると、自然とメダカが産卵してくれるようになります。
光と水温に関して、約12時間以上・約20°C以上などと表現しているのは、この数値よりも低い場合でも産卵をする個体もいるので、”約”と表現しています。
メダカが産卵するのには、このような条件が必要なことから、野外飼育でもメダカが自然と産卵をしてくれる春から夏までが、メダカのシーズンと言われているんですね。
ですが、この産卵条件さえ満たせるのであれば、冬でもメダカを繁殖させることは可能です。
冬に無理やり産卵環境を作ってしまうと、メダカに負担がかかって寿命が短くなってしまうこともあるので、慎重な判断が必要ではありますが、
これがメダカは一年中楽しむことができると言われている理由の一つです。
手順③:親メダカと卵・稚魚を別容器で隔離する3つの方法
続いてお伝えする、メダカを増やしたいと思った時にやるべき一番重要なことは…
親メダカと卵・稚魚を別容器で分けて、管理・飼育するということです。
どうして分けて飼育をすることが大切なのかというと、同じ容器内で親メダカと卵や稚魚を飼育してしまうと、卵や稚魚が親メダカに食べられてしまうからです。
ここに関して詳しくは、メダカが共食いをする理由とめだかの共食いを防ぐ方法を紹介!という記事も公開しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
メダカを簡単に効率的に増やしていきたいと思ったら、親メダカと卵・稚魚を別容器で分けて飼育することがとっても大切ですが、その方法は主に3つあります。
それがこちら▼
- 親メダカだけを移動させる
- 卵を一つ一つ採卵して別容器で飼育する
- 産卵床だけを移動させる
主にこちらの3つになります。
親メダカと卵・稚魚を分ける方法①親メダカだけを移動させる
1つ目の方法は「親メダカだけを移動させる」という方法です。
この方法は、飼育容器を複数個用意して、どんどん親メダカだけを移動させていくという方法です。”親抜き”と言ったりもします。
手順としてはこちらの通り▼
- 産卵床や水草など、卵を産みつけられるようなものを容器内に入れる
- ある程度の期間(目安は3日間〜1週間)、その容器で飼育をする
- 次の容器に親メダカだけを移動させる(今の容器から親だけを抜く)
- ①〜③を繰り返す
こんな感じの手順になります。
親抜きをすることで、元々親メダカがいた容器には卵だけが残るので、自然と親メダカと卵が隔離されるという仕組みです。
卵を一つ一つ採卵するという手間と時間が省けるので、めんどくさがりさんや時間がない方にはオススメの方法になります。
親メダカと卵・稚魚を分ける方法②卵を一つ一つ採卵して別容器で飼育する
2つ目の方法は「卵を一つ一つ採卵して別容器で飼育する」という方法です。
こちらは親抜きと違って、卵が産み付けられた水草や産卵床を取り出して、手で一つ一つ丁寧に採卵していくという方法です。
私が行っている手順としてはこちらの通り▼
- 産卵床からメダカの卵を一つ一つ手で採卵する
- タッパーに卵とメチレンブルーを入れる
- 平均水温25°C程度を目安に卵の水温を調整する(冬場の場合)
- 無精卵なら取り除いて有精卵だったら(目が確認できたら)針子育成容器に移す
こんな感じの手順になります。
採卵した卵と孵化した針子は親メダカとは別の容器で、管理・飼育をしていくので、この方法であっても、親メダカに食べられてしまう心配がありません。
卵を一つ一つ採卵する際には、メチレンブルーがあると孵化率が大きく上がります。
卵を一つ一つ採卵するので、手間と時間が掛かってしまうことがデメリットですが、
親メダカの飼育環境は変えずに採卵ができることや、親抜きよりも卵が食べられてしまう確率を減らすことができたり、
卵を一つ一つ丁寧に管理するので、卵の孵化率が格段にアップします。
そのため、出来るだけ沢山の採卵・孵化させたい方にはオススメの方法になります。
親メダカと卵・稚魚を分ける方法③産卵床だけを移動させる
3つ目の方法は「産卵床だけを移動させる」という方法です。
この方法は、親抜きと卵を一つ一つ産卵する方法のハイブリッド型のような方法です。
手順としてはこちらの通り▼
- 産卵床や水草など、卵を産みつけられるようなものを容器内に入れる
- ある程度の期間(目安は3日間〜1週間)、その容器で飼育をする
- 次の容器に産卵床や底に落ちた卵だけを移動させる(親メダカはそのまま)
- 新しい産卵床を容器内に入れる
- ①〜④を繰り返す
こんな感じの手順になります。
こちらも親メダカの飼育環境は変えずに採卵ができることがメリットですが、無精卵と有精卵を分けたり、カビ対策をしないので、卵を一つ一つ丁寧に管理するよりは、卵の孵化率は落ちてしまうと思います。
ですが、採卵に掛かる手間と時間を大幅に減らすことができるので、状況によってはオススメの採卵方法の一つになります。
採卵効率を上げるには、専用の産卵床を使うのが一番楽です。
いかがでしたでしょうか?
今回は、簡単にメダカを増やすための3つの手順というテーマで、具体的な手順を交えてお伝えしてきました。
平均気温がどんどん上がってきて、気温が安定してくると、メダカの動きも活発になり、たくさんの個体が自然と産卵するようになってくると思います。
メダカを増やして卵から育ててみるというのも、メダカ飼育の楽しみ・醍醐味の一つなので、ぜひメダカの繁殖にも挑戦してみてください。
まとめ|メダカは「雌雄+環境+隔離」の3手順で簡単に増やせる
それでは、最後にもう一度おさらいです。
簡単にメダカを増やすための3つの手順はこちらの通り▼
- メダカの雌雄を同じ容器内で飼育する
- メダカが産卵する条件と環境を整える
- 親メダカと卵・稚魚を別容器で管理・飼育する
大まかに言うと、この3つの手順を守れば、簡単にメダカを増やすことができます。
簡単にメダカを増やせるといっても、メダカ飼育をしていくと色々な不安や悩みがこれから沢山出てくるかと思います。
このサイトでは、そんなメダカに関する不安や悩みを解決する記事を発信していますので、ぜひ他の記事も合わせてご覧ください。
私の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきます。この記事がメダカの繁殖の参考になれば嬉しいです。最後までご覧いただきありがとうございました^^
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- 第1章:メダカを知り、お迎えする準備をしよう
(メダカの生態・雌雄の見分け方・室内飼育と屋外飼育) - 第2章:メダカを死なせない!毎日の正しいお世話
(水合わせ・餌やり・水換え頻度) - 第3章:日本の四季とメダカの暮らし
(春夏秋冬ごとの管理と注意点) - 第4章:命を繋ぐ!繁殖と針子・稚魚の育て方
(採卵・孵化・赤ちゃんメダカの生存率を上げるコツ) - 第5章:いざという時のメダカの病気と治療法
(主なメダカの病気の種類と対処法)










