メダカにフィルターは必要?なくても飼える条件と、付けるなら水流を弱く
メダカを飼い始めるときに、フィルターは付けたほうがいいのか、なくても大丈夫なのか、迷ったことはないでしょうか。
熱帯魚の水槽にはたいていフィルターが付いているので、メダカにも必要だと思う方も多いと思います。
この記事では、YouTubeのコメントでいただいた質問への私の回答をもとに、メダカとフィルターの付き合い方をまとめます。
それでは見ていきましょう。
- フィルターがなくても、部分換水をこまめにすればメダカは飼えます
- フィルターを付けても、底に汚れはたまるので水換えは必要です
- 付けるなら、いちばん気をつけるのは水流を弱くすることです
- 針子の間は、私はフィルターを付けていません
先に結論をお伝えします。なくても飼える、付けるなら水流を弱く
商品だけ早く知りたい方のために、先に結論をお伝えします。
フィルターがなくても、部分換水をこまめにしてあげれば、室内でもメダカは飼えます。
付けるなら、水流が強くなりにくいスポンジフィルターがおすすめです。
エアーポンプにつないで使うタイプで、空気の泡で水を回しながら、スポンジに汚れとバクテリアをためてくれます。
フィルターがなくてもメダカは飼える?
飼えます。
コメントで「電気の都合でライトもろ過器も付けられないけれど、飼育は難しいですか」という質問をいただいたことがあります。
そのときの私の回答は、ライトとろ過器がなくても室内でメダカは飼えます、ろ過も部分換水をこまめにしてあげれば問題ありません、というものでした。
フィルターの役目は、水の汚れを分解するバクテリアのすみかを作り、水を回すことです。
その分を、水換えで古い水と底の汚れを外に出すことで補えば、フィルターがなくても水の状態は保てます。
フィルターを付けても、水換えは必要
反対に、フィルターを付けていれば水換えはいらない、ということもありません。
60cm水槽で10匹ほどをフィルターで飼っている方から、水換えは不要ですかと聞かれたことがあります。
答えは、フィルターを使っていても汚泥はたまっていくので、水換えはしてあげたほうがいい、です。
フィルターは汚れを分解してくれますが、フンや食べ残しが底にたまるのを止めることはできません。
フィルターを付けるかどうかにかかわらず、底の汚れを抜く水換えは続けてください。
付けるなら、いちばん気をつけるのは水流
メダカにフィルターを付けるときに、私がいちばん気をつけてほしいのは水流の強さです。
メダカは、田んぼや池のように水の流れがゆるい場所にすんでいる魚で、強い流れが得意ではありません。
水流が強すぎると、メダカが止まって休める場所がなくなって、疲れてしまいます。
コメントでも、ほかの魚と一緒に飼っている水槽で、メダカだけが1週間ほどで弱ってしまうという相談をいただいたことがあります。
そのとき私が考えた原因のひとつが、エアレーションとろ過装置の両方を使っていて、メダカには水流が強くなりすぎていることでした。
熱帯魚や川魚を飼っていた方ほど、メダカで苦戦しやすい印象があります。
熱帯魚の水槽の常識が、メダカにはそのまま当てはまらないことがあるためで、私も最初は苦労しました。
| 確かめること | 目安 |
|---|---|
| メダカが休める場所があるか | 水槽の中に、流れがほとんどない場所がある |
| メダカが流れに逆らって泳ぎ続けていないか | いつも同じ場所で必死に泳いでいたら強すぎる |
| エアレーションと重ねていないか | フィルターが水を回しているなら、別のエアレーションはいらない |
フィルターの種類と、メダカでの使い方
メダカの水槽でよく使われるフィルターは、主に次の3つです。
| 種類 | しくみ | 気をつけること |
|---|---|---|
| スポンジフィルター・投げ込み式 | エアーポンプの泡で水を回し、スポンジやろ材に汚れとバクテリアをためる | 水流が強くなりにくい。私の室内の水槽ではこのタイプが多い |
| 外掛けフィルター | 水槽のふちに掛けて、モーターで水をくみ上げてろ過する | 使っていいと思う。水流が強すぎないかだけ見る |
| 外部フィルター | 水槽の外に置く大きなろ過装置 | 水を回す力が強い道具なので、使うならメダカが休める場所があるかを見る |
室内の水槽で私がよく使っているのは、投げ込み式やスポンジフィルターです。
ロカボーイのような投げ込み式や、底面フィルターを使っているなら、ほかにエアレーションをしなくても大丈夫です。
フィルターが空気の泡で水面を揺らしてくれるので、酸素も取り込めます。
外掛けフィルターを使う場合は、水流が強すぎないかだけ確かめてください。
- フィルターを付けずに、容器に入れるだけで使えるろ材もあります
- ▶︎ メダカのろ材の比較|入れるだけで使える6製品
水換えが続かない方は「ソイル・スポンジフィルター・水草」
忙しくて水換えがなかなかできない方には、ソイル・スポンジフィルター・水草の3つを一緒に入れる方法をおすすめしています。
ソイルとスポンジフィルターが、水の汚れを分解するバクテリアのすみかになってくれるからです。
私の室内の水槽でも、ソイルを敷かずにスポンジフィルター1個だけで飼えるかを試していた水槽があります。
それでも、水換えがいらなくなるわけではないので、減らせる手間の一部と考えてください。
針子の間は、フィルターを付けない
室内で針子を育てるときに、フィルターは付けたほうがいいかと聞かれたこともあります。
私の場合は、針子の間はフィルターを付けず、水換えもしていません。
生まれたばかりの針子は、泳ぐ力がまだ弱いからです。
水が減ったら足し水をして、底の汚れはスポイトで少しずつ取っています。
メダカとフィルターのよくある質問
フィルターを付けていれば、エアーポンプ(ぶくぶく)はいりませんか?
フィルターが水を回して水面を揺らしているなら、別のエアレーションはいりません。ロカボーイや底面フィルターを使っている場合も同じです。
水槽セットに付いてきたフィルターは使っていいですか?
使って大丈夫です。ただ、付属のろ過装置は熱帯魚向けに水流が強めのこともあるので、水流を弱めにしてあげることに気をつけてください。
屋外の容器にもフィルターは必要ですか?
必須ではありません。私は屋外の容器では、プロホースで底の汚れごと水を抜く部分換水で、水の状態を保っています。
熱帯魚の水槽でメダカを一緒に飼えますか?
飼えることもありますが、熱帯魚向けの強い水流やろ過装置は、メダカには負担になることがあります。メダカが流れに逆らって泳ぎ続けていないかを見てあげてください。
まとめ|フィルターは「なくても飼える」、付けるなら水流を弱く
メダカは、フィルターがなくても、部分換水をこまめにすれば飼えます。
フィルターを付けても、底の汚れはたまるので水換えは続けます。
付けるなら、水流が強くなりにくいスポンジフィルターや投げ込み式にして、メダカが休める場所があるかを見てあげてください。
針子の間は、フィルターは付けずに足し水で育てるのが私のやり方です。
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