メダカの飼い方
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夏にメダカを死なせないために絶対にやるべき事3つ!

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今回は「メダカを死なせないために絶対にやるべきこと!」というテーマで、話していきたいと思います。

毎年夏になると、「なぜかメダカがポツポツと死んでしまう…」という相談が急増します。

実はその悩み、これからお伝えするたった3つのことを丁寧に守るだけでも解決するかもしれません。

大切なメダカを守るために必要なのは「特別なこと」ではなく、「基本を正しく、丁寧に続ける」ことです。

記事の後半では、意外と盲点かもしれない、ぜひ参考にしていただきたい「メダカの掬い方」についてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

また、この記事を作っている僕自身はオンラインショップで、メダカの生体と自分で開発したメダカ飼育の役に立つグッズを販売しています。

僕が実際に選別・飼育したメダカを販売しているので、興味がある方はぜひ、下記のリンクからショップを覗いてみてください。

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それではみていきましょう!

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと①余裕のある水量で飼育をすること

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと1つ目は、余裕のある水量で飼育をすることです。

余裕のある水量って具体的にどのくらいなの?

と思う方も多いと思いますが、

基本は”飼育容器内の水量1リットルにつき、大人のメダカ1匹まで”が飼育可能なメダカの匹数の目安と言われています。

ですが、これはあくまでも目安なので、実際にはメダカを飼育する容器の形状や自分の飼育技術によって飼育可能な適切なメダカの匹数は変わってきます。

メダカ飼育において、特にどんな容器でメダカを飼育するのかで、飼育の難易度は大きく左右されます。

メダカ飼育に最適な容器の選び方については、「メダカの飼育容器の選び方とおすすめ容器」という記事も公開しているので、こちらもぜひ合わせてご覧ください。

また、自分の飼育技術によって飼育可能なメダカの匹数は変わると言われても、よく分からない…という方のために、その目安をお伝えします。

それがこちら▼

メダカの匹数と水量の目安 〜飼育経験別〜
  • メダカ飼育に慣れていない人…1匹につき約2ℓ〜3ℓ以上
  • メダカ飼育に慣れてきた人…1匹につき約1ℓ
  • メダカ飼育に自信がある人…1匹につき約1ℓ以下

先ほどもお伝えした通り、基本は水量1ℓにつき成魚のメダカ1匹が基本と言われていますが、僕の中の基準では、夏においては特にこれでも過密気味だと思います。

なので夏に限らず、まだメダカ飼育に慣れていなくて不安だなという方は、

水量2ℓ〜3ℓにつき成魚のメダカ1匹を目安にして飼育してあげると、余裕のある水量で飼育していると言えるんじゃないかなと思います。

お客さんから聞いた話で、ある容器がポツポツとメダカが死んでしまって困っていたんですが、ある程度の匹数になってから、残ったメダカは死ななくなったんですよ。という話を聞いたことがありました。

何とも皮肉な話ですが、残ったメダカたちにとっては自然と余裕のある水量になっているのかなと思います。

もちろんメダカが死んでしまったのは水量だけが原因ではないと思いますが、水量に余裕があった方が飼育がしやすいのは間違いないので、

ぜひ水量2ℓ〜3ℓにつき大人のメダカ1匹を目安に、余裕のある飼育を心がけてみるようにして下さい。

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと②餌を与え過ぎないこと

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと2つ目は、餌を与えすぎないことです。

こちらは、やるべきことではないのですが、水の劣化速度が速まる夏にとっては特に、「餌を与えすぎない」というのは、とっても重要なポイントです。

餌を与えすぎることによって、メダカのフンの量や餌の食べ残しが増えてしまうと、水が汚れてしまう速度が早まります。

しかも夏の高水温のせいで水の劣化速度はさらに早まってしまい、あっという間に取り返しのつかないことになってしまう可能性が高まります。

与えすぎちゃいけないのは分かっているんだけど、

可愛くて、ついつい与えちゃうんだよ…

という気持ち、僕もよーく分かりますが、その気持ちはメダカのためにも、グッと堪えていただく方が良いです。

餌を食べないとメダカが弱ってしまうと心配される方もいると思いますが、それは大丈夫です。

飼育環境にもよりますが、メダカは人間が人工の餌を与えなくても、水中に自然発生する微生物や、水面に落ちてくる虫なども食べています。

なので、極端な話ですが、餌を与え過ぎるよりも3日間餌を与えない方が、餌の与え方という点では、メダカが死んでしまう確率は低いです。

餌を与え過ぎてはいけないことは分かったけど、具体的にどのくらい与えればいいの?

という方もいるかと思いますのでお伝えすると、目安としては1日1回〜2回程度、1回につき3分以内で食べ切れる量が目安です。

メダカの餌の与え方について具体的に映像で知りたいという方は、一回で与えるメダカの餌の量の目安とは?しっかりと餌を与えているのになぜかめだかが死んでしまう理由という記事も公開しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと③定期的な水換え

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと3つ目は、定期的な水換えです。

秋や冬などの比較的気温や水温が低い時期であれば、メダカは餌をそんなに食べないので、糞もあまり出ません。

また、水温が低いとメダカの動きも鈍くなる(活性が下がる)ので、水が汚れる機会が減っていきます。

なので、自然と水温が低くなる季節であれば、そこまで頻繁に水換えはしなくても大丈夫なことも多いですが、

夏のような気温も水温も高くなる時期は定期的な水換えは必須だと思っておいた方が良いです。

その理由は先程の説明とは逆で、水温が高いとメダカの活性が上がるので、メダカは活発に泳ぐようになりますし、餌もよく食べるようになります。

餌をよく食べるということは、糞もよくするようになるので、自然と水が汚れやすい環境になってしまいます。

他にも水温が高いことによって、メダカにとっては猛毒であるアンモニアの濃度が上がりやすくなります。

夏場に起こりやすい”メダカの全滅”は、大体このアンモニアが悪さをしているケースが非常に多いです。

また、メダカの病気に関しても定期的な水換えを怠ったせいで病気が発症してしまうということが非常に多いんですよ…。

個体の状態によっては水換えをしていても調子を崩してしまう個体もいるにはいますが、僕の実体験から言っても、メダカの状態が悪くなる前に水が悪くなってしまうことが非常に多いです。

なので、メダカの全滅を防ぐためには定期的な水換えを怠らないことがとっても大切です。

ここで、

定期的な水換えが大切なのは分かったけど、どのくらいの頻度で水換えをすればいいの?

という方もいるかと思いますのでお伝えすると、

前置きとして、水換えは個体の状態や飼育水の状態を見極めながらやってあげる必要がありますが、

基本的には容器内の水量10%〜20%程度を毎日から2日に1回くらいの間隔で換水してあげるといいんじゃないかなと思います。

大体1週間くらいかけて、ゆっくりと全ての水を入れ換えてあげるようなイメージですね。

水換えはめんどくさいなぁ…と思ってしまう気持ちはよーく分かりますし、僕もしんどいなぁと思う時も正直あります。

ですが、水換えをサボったことでメダカが死んでしまう後悔を考えると、ちょっと頑張ろうかなと思えませんか?

水換えをしましょうと言っても、毎日のように全部の水を換えてあげるのは大変ですし、その必要はないので、

水の状態が手遅れになってしまう前に、水換えを毎日の習慣にして少しずつメンテナンスしてあげるのが良いと思います。

もっと具体的な水換えのやり方については、メダカを死なせない水換えのやり方!全換水と部分換水それぞれ解説しますという記事も公開しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。

【番外編】メダカを死なせないために絶対にやるべきこと

さてここまで、メダカを死なせないために絶対にやるべきことをお伝えしてきましたが、

ちょっと番外編として僕がメダカを掬うときに意識していることをお伝えしていきます。

その意識していることとは…なるべく網でメダカを掬わないことです。

メダカを飼育するときは上から観賞するように飼育している方が多いと思いますので、横からメダカを観察する時や全換水をする時、選別をする時などにメダカを掬う必要がありますよね。

もちろん定期的にメダカの様子を観察することは大切ですし、僕も横から観察するときはメダカを掬うこともありますが、”掬い方”については意識しています。

実際に僕がやっている掬い方はこんな感じで、虫カゴやタモ網を使って虫カゴに追い込むようにしてメダカを掬ったり、水ごと掬えるタモを使って、メダカを掬うようにしています。

ちなみに、こちらの水ごと掬えるタモは、僕がオリジナルで作ってもらっていて、お客さんにメダカを販売する際にも、基本的にはこのような掬い方で掬っています。

メダカが逃げ回るから逆にストレスが溜まりそう…

という声もあるかと思うので賛否両論ある掬い方だとは思っていますが、個人的にはメダカを水から出して網に乗せた時に、ヒレや身体が傷ついてしまう可能性に比べたら、水から出さないこっちの掬い方の方がいいかなぁと思っています。

掬い方に少しコツがいるので、最初のうちは慣れなくて難しく感じると思いますが、掬うのに慣れてきたらメダカを追い回さずに掬うこともできるようになりますので、いいなと思った方はぜひ一度試してみて下さい。

いかがでしたでしょうか?

今回は、この夏にメダカを死なせないために絶対にやるべきこと!というテーマで、色々とお伝えしてきました。

ここ最近は、毎日本当に暑くて、メダカにとっても人間にとっても危険な暑さが続いています。

飼育者が倒れてしまっては、本末転倒になってしまいますので、水分補給と暑さ対策はしっかりと行っていただいて、熱中症には十分に注意するようにしてください!

メダカは子供からお年寄りまで老若男女問わず楽しむことが出来る趣味です。

僕自身、メダカについて発信したり、メダカやオリジナルの飼育グッズを販売している中で、

「購入したメダカ、元気ですよ!」といったお声や「子どもや孫と一緒に育てています!」といった温かいお声をたくさんいただきます。

その一つひとつが、僕にとって大きな励みであり、「メダカを好きになってよかったな」と心から思える瞬間です。

大変なことも多い毎日ですが、メダカに癒しをもらいながら乗り越えていきましょう!

これからも、「メダカを一生の趣味にする人」を増やしていけるよう頑張りますので、ぜひ、チャンネル登録やコメントで応援していただけたら嬉しいです!

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最後に

それでは、最後にもう一度おさらいです。

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと3つはこちらの通り▼

メダカを死なせないために絶対にやるべきこと3つ
  • 余裕のある水量で飼育すること
  • 定期的に水換えをすること
  • 餌を与え過ぎないこと

とってもシンプルなこの3つですが、この3つをしっかりと守るだけでも、この夏にメダカが死んでしまう確率をグッと減らすことができます。

メダカの飼育方法に関する情報は色々とありますが、基本を忠実に守ることが実は一番の近道だったりするので、ぜひ参考にしてみてください。

というわけで僕の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきますので、

ぜひ!チャンネル登録とグッドボタンをよろしくお願いしますm(_ _)m

▶︎YouTubeチャンネルはこちら

これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました^^

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