メダカをすくう・分ける道具の比較|運ぶ・分ける・見るで選ぶ6製品
メダカをすくう道具は、どれも同じに見えて、実は用途が分かれています。
運ぶための網と、同じ容器の中で分けておくためのネットは、別の道具です。
この記事では、私が普段使っている道具と、メーカーが公表している仕様をもとに、すくう・分ける道具を6つくらべます。
それでは見ていきましょう。
- メダカを運ぶなら、水ごとすくえる網を使います。体を傷つけにくいです
- 針子を移すなら、網ではなくスポイトで水ごとです
- 同じ容器の中で分けたいなら、容器に掛ける隔離ネットです
- じっくり見たい・選びたいときは、横から見られるケースを使います
先に結論をお伝えします。何をしたいかで道具が変わります
商品だけ早く知りたい方のために、先に結論をお伝えします。
親メダカを別の容器へ運ぶなら
キョーリンの水ごとネットSです。
私がメダカ飼育を始めた頃からずっと愛用している網です。
針子や稚魚を移すなら
網ではなく、スポイトで水ごと吸って移します。
同じ容器の中で分けたいなら
コトブキ工芸の暮らしにメダカ 隔離ネットLです。
公式サイトによると、卵や稚魚を親に食べられないように守る道具で、底にプレートが付いています。
すくう・分ける道具の比較表
メーカーが公表している仕様を並べました。
| 製品 | することは | 対応(公式) |
|---|---|---|
| キョーリン 水ごとネット S | 水ごとすくって運ぶ | ネット部 幅10×奥行8.5cm・柄23cm |
| キョーリン 水ごとネット ベタ | 小さい容器で水ごとすくう | ベタなど小型の魚向け |
| GEX メダカ元気 やさしいネット 稚魚用 | 少し大きくなった稚魚をすくう | 約幅6.5×奥行0.5×高さ22.5cm |
| GEX おそうじラクラク クリーナースポイト | 針子を水ごと吸って移す | 水ごと吸い上げる |
| コトブキ工芸 暮らしにメダカ 隔離ネットL | 同じ容器の中で分ける | 約W160×D125×H133mm・枠付と枠無の水槽に対応 |
| めだか 選別ケース 白黒セット | 横から見て選ぶ・観察する | 白と黒の2色・横見 |
運ぶ網は「水ごとすくえるか」で選びます
メダカを別の容器へ移すとき、私が使っているのはキョーリンの水ごとネットです。
この網のいちばんの特徴は、水といっしょにメダカをすくえることです。
水の中で持ち上げるので、メダカの体を傷つけにくくなります。
私はヒレが伸びる品種が好きで、ヒレの扱いには特に慎重になっています。
ヒレに特徴がある品種は、ほぼ全ての個体をこの網ですくっています。
持ち手の先に穴が空いていて、S字フックに掛けておけるのも助かっています。
小さい容器で使うなら、ひと回り小さいベタ用もあります。
この網の弱いところ
この網の弱いところは、サイズが小さいことです。
水ごとすくうと重くなるので、大きくしすぎると持ち手が折れてしまうのだと思います。
30cmの水槽ならいいのですが、60cmの水槽になると、すくうのに本当に苦労します。
もう少し大きいサイズが出たら、私はすぐに買います。
針子はスポイト、少し大きくなったら稚魚用の網
針子や稚魚を別の容器に移すときは、網で直接すくわないでください。
私がおすすめしているのは、スポイトで水ごと吸い上げて移す方法です。
稚魚は傷が付くと治すのが難しいからです。
少し大きくなった子なら、水ごとすくえる網や、目が細かい稚魚用の網を使うのもいいと思います。
隔離ネットは「容器を増やさずに分ける」道具です
稚魚を親と同じ容器で育てたいときは、隔離ネットが使えます。
水温や水質は親メダカと同じまま、稚魚だけを別の空間で育てられます。
容器を増やさなくていいので、置き場所が限られている方にも向いています。
とび仔を見つけたら、その子だけ分ける
稚魚の中に、飛び抜けて大きな個体が出てくることがあります。
この子は「とび仔」と呼ばれていて、ほかの稚魚を食べて大きくなっている可能性が高いです。
とび仔を見つけたら、その1匹だけでも別にしてあげてください。
それだけで、ほかの稚魚が残りやすくなります。
いじめっ子を隔離しても、解決にはなりません
いじめられている子がいると、いじめている子を分けたくなります。
いじめっ子を隔離すれば、確かにいじめは収まります。
ただ、それは一時的です。
数日すると、別の子がいじめっ子になってしまいます。
隔離よりも、メスの数や隠れ家を見直してあげてください。
横から見たい・選びたいときは選別ケース
上から見ているだけでは、メダカの体つきやヒレの様子は分かりません。
横から見られるケースに入れると、その子の特徴がよく見えます。
白と黒の2色があると、体の色によって見やすいほうを選べます。
すくう・分ける道具のよくある質問
ふつうの網ではだめですか?
使えます。ただ、網ですくって空気の中を運ぶと、体やヒレをこすってしまうことがあります。ヒレが伸びる品種を飼っているなら、水ごとすくえる網のほうが安心です。
弱った子を分けるときも、この網でいいですか?
弱っている子ほど、体への負担を減らしたいので、水ごとすくえる網が向いています。分けたあとは、水温を高めにして塩浴をしてあげると回復しやすいです。
隔離ネットは屋外の容器でも使えますか?
公式サイトでは水槽に掛ける道具として案内されています。屋外のタライなど縁の形が違う容器では掛けられないことがあるので、容器のふちの形を先に見てください。
まとめ|運ぶ・分ける・見るで道具が違います
メダカを運ぶなら、水ごとすくえる網が体を傷つけにくいです。
針子は網ではなく、スポイトで水ごと移します。
容器を増やさずに分けたいなら、隔離ネットです。
じっくり見たいときは、横から見られるケースを使ってください。
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