メダカの針子の生存率を上げるためには水温が必須です!
今回は「メダカの針子の生存率を上げるためには水温が必須」というテーマで話していきたいと思います。
この時期のメダカ飼育、とりわけ針子の育成は本当に大変ですよね…
今シーズン初めての寒い時期を迎えて、なおかつ室内でメダカを飼育するのが初めてという方も少なくないのではないでしょうか。
私自身、メダカ飼育を始めてからずっと屋外・室内の両方でメダカを育ててきましたが、1年中メダカ飼育を楽しみたいという思いから、今年も室内で加温をして冬の間もメダカ飼育をしていきたいと思っています。
そんな室内飼育で特に難しいと言われているのが”針子の育成”です。
私自身、針子の生存率アップには沢山悩んできていて、最初はもう失敗の連続でメダカ達に対して申し訳ない思いをしていました。
多くの失敗体験を通じて痛感したのは、メダカの針子の生存率を上げるためには”水温管理”が極めて重要だということです。
そんな私自身の実体験を通して感じた、針子と水温の関係についてご紹介するとともに、記事の後半では針子の生存率アップのために工夫していることもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
また、この記事を作っている私自身は、公式オンラインショップで、自分で選別・飼育したメダカの生体や卵を販売しています。
実際に私が使っているメダカ飼育アイテムは下記のリンクでご紹介していますので、興味のある方は、ぜひ覗いてみてください
それではみていきましょう!
- 針子の生存率を上げる最重要ポイントは水温管理で、最低20°C以上を保つこと
- 孵化後2週間は最も死亡率が高い時期なので、この期間を集中的にケアする
- 湯煎方式で水温27°C程度を保ち、PSBと針子用粉餌を毎日与えるのが現在の私の方法

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メダカの針子の段階では水温管理が極めて重要
最初にもお伝えしましたが、今回一番強くお伝えしたいのは、針子の生存率を上げるためには、水温管理が超重要だということです。
メダカの卵と針子の育て方!孵化させるのに重要なたった1つのこと
という記事でも触れているんですが、メダカの卵を上手に孵化させるためにも水温が非常に重要です。
私の実体験から具体的な水温でお伝えすると、最低限20°C以上、可能であれば30°C近く水温を保てると、針子の生存率が格段に上がり、順調に成長してくれます。
もちろん針子の生存率を上げるためには、水温だけ保てていても、しっかりと餌を与えていなかったり、水質が悪化している環境では難しいですが、
しっかりと餌を与えていて、水質も維持していたにもかかわらず、針子が次々と星になってしまった時には、水温が低かったというケースが多かったんですよ…
ここで

水温の重要性は理解できたけれど、
具体的にどうすればいいの?
という疑問にお答えすると、一般的にはアクアリウム用のヒーターを活用して水温を調整していきます。
補足として”一般的には”と表現したのは、メダカ専門店くらいの規模感になると、ビニールハウスを立てて、その中でストーブなどを使ってハウス全体を温めるようなやり方になるので、一般家庭では、ちょっと現実的ではないと思います。
なので、話が脱線しましたが…
アクアリウム用ヒーターを使うというのが、一般的な水温を上げる方法です。
ここでもう一点重要なのが「どんなヒーターを選ぶか」なんですよ。
私が毎回オススメさせていただいているのが、GEXから発売されているこちらのヒーターです▼
水量約64L以下の容器向けで、約4,000円するので正直安いとは言えません。
ですが、私自身ホント色々なアクアリウム用のヒーターを試してきた結果、結局これがコスパが良いと思っています。
動画の概要欄にもAmazonの購入リンクを貼っておきますので、ぜひ検討してみて下さい。
実はAmazonなどでは2,000円程度で購入できるアクアリウム用ヒーターもあるのですが、すぐに故障してしまったり、設定した水温にならなかったりするので、あまりオススメできません…
故障による交換の手間や費用などを考慮すると、特に電子機器類は最初から信頼できるメーカのものを購入した方が賢明だと思います。
メダカの針子は生後2週間が勝負
続いて、針子は生後2週間が勝負ということについてお伝えしていきます。
実はメダカは、孵化後2週間前後が最も死亡率が高く、育成が難しいと言われています。
私の経験からしても、確かにその通りだと実感しています。
もちろん個体差はありますが、生後2週間程度生存してくれた個体は、その後もしっかりと育っていることが多いです。
なので、メダカにあまり手間を掛けられないよ…という方でも、せめて生後2週間までは注意を払って、しっかりと世話をしてあげて欲しいと思います。

具体的にどうやって世話をしたらいいの?
と思った方のために、今年の室内飼育において、私が実際に行なっている針子のお世話をお伝えしていきます。
それがこちら▼
- 大きなトロ船に小さな容器を浮かべて湯煎する(水温27°C程度を保つ)
- 小さめの容器内で卵を孵化させる
- 孵化後はPSBと針子用の粉餌を毎日与える
- ある程度の大きさに育つまでは水換えせずに足し水のみ
こんな感じです。
以前まではゾウリムシを与えていましたが、今年は新しい取り組みとして、PSBとオリジナルの針子用の粉餌で針子を育ててみています。
さすがに生存率100%とはいきませんが、今のところ高い生存率で魔の2週間を乗り越えることが出来ています。
一番の問題はPSBが臭いことですね…
なのでちょっとオススメは出来ないのですが、ある程度の水温を保つことと、針子が常に餌を食べられる飼育環境を作ることが、針子の生後2週間を乗り切るためには重要かなと思います。
生後2週間を乗り越えた後のメダカの針子の育て方
続いて、生後2週間を乗り越えた後の稚魚の育て方についてご紹介していきます。
生後2週間を無事に乗り越えて約1cmほどのサイズになってきたら、できる限り大きめの容器へ移動させていくのがオススメです。
最低水温でも20°C以上あるような季節であれば、このタイミングで野外飼育に切り替えてしまっても大丈夫です。
なぜこのタイミングで移動させるのかというと、小さい容器のまま育成してしまうと成長スピードも遅くなりますし、そもそも大きく育ってくれないからです。
メダカの品種や形質の特徴を引き出すために、あえてゆっくり育てた方が良いケースもあるので例外はありますが、
過去記事でも何度かお伝えしているように、できる限り大きめの容器と水量で飼育してあげる方が、
水質変化の速度も緩やかになるのでメダカへの負担が減って育てやすくなり、メダカ飼育が楽に感じるはずです。
ここについて詳しくは、メダカの飼育容器の選び方とオススメ容器!という記事で詳しくご紹介しているので、ぜひこちらも合わせてご覧ください。
大きめの容器に移動させたあとは、今まで通り稚魚の口に入る大きさの餌を与えつつ、タイミングをみて成魚用の餌を与え始めても大丈夫です。
成魚用の餌を問題なく食べられるくらいであれば、普通の成魚と同じような感覚で飼育をしても大丈夫です。
「餌の与えすぎ」「定期的な水換え」それから「過疎飼育」を意識しながら、丁寧に育ててあげて下さい。
いかがでしたでしょうか?
今回は「メダカの針子の生存率を上げるためには水温が必須」というテーマで、寒い時期における室内飼育での針子の生存率を上げるためのコツについてご紹介してきました。
個人的には、卵の管理から成魚の飼育までメダカの一生を考える中で、生後2週間が一番難しく気を使わなければならない期間だと思っています。
逆に言えば、この2週間を乗り切ることができれば、あとはメダカ飼育がグッと楽に感じるはずなので、ぜひこの期間だけでもいつも以上に気をつけてあげるようにして下さい。
「購入したメダカ、元気ですよ!」といったお声や「子どもや孫と一緒に癒されています!」といった温かいお声をたくさんいただきます。
その一つひとつが、私にとって大きな励みであり、「メダカを好きになってよかったな」と心から思える瞬間です。
大変なことも多い毎日ですが、メダカに癒しをもらいながら乗り越えていきましょう!
というわけで私の知識と経験は、これからも惜しみなく発信していきますので、これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました^^
最後に
それでは、最後にもう一度おさらいです。
針子の生存率を上げるためのオススメ手順はこちらの通り▼
- 大きなトロ船に小さな容器を浮かべて湯煎する
(水温は最低20°C以上、可能であれば30°C近くを保つ) - 小さめの容器内で卵を孵化させる
- 孵化後はPSBと針子用の粉餌を毎日与える
(あくまでも私の個人的な実験中) - ある程度の大きさに育つまでは水換えせずに足し水のみ
こんな感じです。
ある程度の大きさに育ってしまえば、普通の成魚と同じように育てることができるので、それまではいつも以上に気を使ってあげて下さい。
これからも一緒にメダ活を楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました^^
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- 第1章:メダカを知り、お迎えする準備をしよう
(メダカの生態・雌雄の見分け方・室内飼育と屋外飼育) - 第2章:メダカを死なせない!毎日の正しいお世話
(水合わせ・餌やり・水換え頻度) - 第3章:日本の四季とメダカの暮らし
(春夏秋冬ごとの管理と注意点) - 第4章:命を繋ぐ!繁殖と針子・稚魚の育て方
(採卵・孵化・赤ちゃんメダカの生存率を上げるコツ) - 第5章:いざという時のメダカの病気と治療法
(主なメダカの病気の種類と対処法)










